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少女は人形の呪いを解く  作者: 或守
1章
3/16

16歳までのあれこれ

過去語り回です。




そして、あれから12年経ち、16歳になった私は、今は冒険者として過ごしています。そして、今までのことをちょっと振り返りました。



私は容姿が白髪赤目だった為、産まれてすぐに孤児院の前に捨てられました。そんな私を孤児院の先生が拾ってくれて忌避せずに他の子供達と同じように接してくれました。

他の子供達も同じように接してくれた為、楽しく過ごすことが出来ました。

先生からは私の容姿が外では忌避されるのを聞きましたがまだ幼い時に聞いたためあまり気にしませんでした。



そして、この世界では10歳になった時に、授与の義が教会で行われます。授与の義ではスキルを授かれます。


スキルとは一般的に10歳で授かれる物でほとんどの場合が一生変わらずに過ごすことがあります。極希に、10歳になる前や後に授かれる時がありますが、そういう時に授けられたスキルは特別なものが多く、一般的に私達には関係がありません。

そして、スキルは同じ名前でも発揮する効果は

個人差があり、授かるスキルの数も違います。

なので、数が少なくても効果が強かったり、逆に数が多くても効果が低かったりします。


そんなわけで私が授かったスキルは調薬と治療魔法でした。効果はそこまで強くなく、治療魔法は骨折までは直せず、切り傷や打撲ぐらいしか直せず、調薬は初級のポーションあたりしか作れないぐらいの効果しかありませんでした。


ですが、私的には結構いい方でした。

それぐらい出来たら治療院や薬屋で働けて、

町の人達の為になる仕事が出来るとその時は思って先生や他の子達と一緒に喜んでいました。



そして、15歳になった時に現実を知りました。

10歳あたりからは先生の手伝いや幼い子供達の子守りをしていて、外に出るときはフードをかぶっていたため、あまり気付かれ無かったため気になりませんでしたが、働くとなったら別でした。

容姿を見せたら、瞬く間に門前払いを受け、どこにも受け入れられませんでした。


なので、仕方なく冒険者になり、薬草採取の依頼やその薬草をポーションに調合して、それをギルドに納品して生計を立てていました。

そして、今日も依頼を受けにギルドに向かいました。







ブックマーク登録ありがとうございます。

この話はあまり長くなく完結する予定ですが、それまでおつきあいください。

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