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少女は人形の呪いを解く  作者: 或守
2章 過去編
15/16

前世の誕生日

おまたせしました。

あれから魔王は力を蓄える為か、あまり動かず

今まで手下の魔物達を断続的に送り込むだけでした。

初めは残念ながら犠牲者が出ていましたが、

私達が力をつけていき、私達がでるようになるとその数も減っていきました。



そして、今日は私の18歳の誕生日になります。

例年の誕生日と違い、今回は魔王討伐への送別式もかねています。



「シェーラ、ドレスとすごく似合っているよ❗」


「ありがとう❗レオン❗」



レオンが、私をリードしてくれる為、私の元に来てそう言いました。

私の今の姿は、レオンの瞳の色と同じ色のプリンセスドレスを着ていまして、レオンが褒めてくれました。



今のレオン呼びには今までの間、激しい攻防の末、私が折れてそう呼んでいます。公式の場では、今まで通りレオン様呼びのままです。



――レオンハルト殿下並びに婚約者である聖女シェーラ様の入場です❗――



私達が呼ばれましたので、レオン様の腕に私の腕を絡めて会場に入ります。



会場に入った私達を自国の貴族達や友好国の国王。それから、魔王討伐への激励もかねて、そこまで自国と親しくなかった国の国王も来ていた方達が私とレオンを見ます。



やはりレオンはかっこいいので、令嬢達が熱い視線をレオンに投げかけていますけど、全く気にしません。そして、私を見ている他国の王子や令息に向かって牽制してから私を見て微笑みます。



そして、そのままレオンの父親であるクライス国王の元へ向かいます。

そして、クライス国王の隣に並びます。

その反対側はレオンの弟のキリアル殿下が並んでいます。



「この度は、レオンハルトの婚約者である聖女シェーラの誕生を祝う為にお集まり頂き感謝する。そして、これには魔王討伐に向かうレオンハルトとシェーラを送る為の祝いもかねておる。出発するするのは2日後とする。誕生と門出を祝い乾杯❗」



クライス陛下はそうおっしゃってから右手に持っていたグラスを掲げます。

それを皮切りに貴族達が話し合います。



「シェーラさん誕生日おめでとう❗これからつらい旅が始まると思うがレオンと共にがんばってくれ❗」



クライス陛下は音頭を取った後、私とレオンに話しかけてくださいました。



「ありがとうございます❗レオン様と共に頑張り魔王を討伐します❗」


「父上❗シェーラは必ず守り抜き、この国に凱旋してきますよ❗」


「必ず二人揃って戻って来なさい」


『はい❗』



そんな会話をレオンと共に国王としていたら



「シェーラさん誕生日おめでとう❗は~…兄さん羨ましいよ、魔王討伐したらシェーラさんと結婚出来るんだから…兄さんと変わりたいな❗」



陛下の隣にいたキリアル殿下が話しかけてきました。


「キリアル殿下、冗談はよしてください❗後、場も考えてください❗」


「冗談だってば~❗」



そう私が言って、キリアル殿下が返してきました。そこから会話が進み、



「兄さん後で話したい事があるから僕の部屋来てね❗」



「ああ、わかった。」



そう兄弟で話してから別れます。

疲れました。キリアル殿下はいい人だと思うんですけど、何故か好きにはなれないんですよね。



そこから自国の貴族や他国の国王と話し進んで行き…



ダンスの曲が流れてきましたので、隣にいるレオンと共に踊ります。



レオンは私をしっかりリードしていき、私は楽しく踊れました。



そして、他の方とも踊りそのままパーティーは終わりました。


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