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神の子の治安維持法  作者: 前方向
2/2

入学式 夜の仕事

新キャラ登場!!!!!

蓼丸 自宅


(入学式初日からやってしまった・・・・・・)


あの後、蓼丸は警察に事情を聞かれた。


なんとか問題にはならずに済んだが、学校から2週間の停学が言い渡された。


珍しく蓼丸は、ベットに横たわり落ち込んでいた。

「俺の平凡な日常がぁ、、、、 」


ピンポーン


誰か来たみたいだ。

モニターで玄関先の様子を見ると、金髪の女性が立っていた。


蓼丸はオートロックを解除し、女を部屋にいれた。


「お邪魔します。」


女は言った。


「久しぶりだな。恭子。」


この女性の名前は桜井恭子。


蓼丸とはCACの仲間で、今年から同じ水橋高校に通う。


同い年なのだが昔に色々あり、蓼丸のことを慕っていた。


そしてCACでもNo.3の実力者だ。


「蓼丸様! 大丈夫でしたか?朝の事は聞きました。」


(情報が早いな。)


「大丈夫だよ。恭子も風邪で今日休んだんだろ? 安静にしなくて大丈夫なのか?」


「私は大丈夫です! それよりすみませんでした。 私がいれば、蓼丸様を余計な事に巻き込まれることはなかったかもしれません。」


そう言って恭子は、蓼丸に震え抱きついた。


「余計な事じゃないよ。二人の女性を助けるためにやったんだから。後悔はしてない。」


(さすがに2週間の停学は落ち込むけど)


「蓼丸様はいつもそうです。人のためなら自分を犠牲にして・・・」


恭子はその場で膝をつき座り、蓼丸の方に手をかざした。


「私の命は、3年前クリーチャーから私を守ってくれた蓼丸様のおかげで、今も存在しています。 私のすべてはあなたの物であり、私に拒否権はありません。これから何か問題事があれば私を使ってください。」


少し目を潤わせる恭子に蓼丸は言った。


「お前の事を物なんかと思った事はないし、これからも使う事はない。

でもお前が困っていたら助けるし、俺が困っていたら恭子がたすけてくれ。一番の親友として。」


「蓼丸様。」


恭子は涙を拭き、「はい!」っと返事をし立ち上がった。


(どこか残念そうなのは気のせいか。)


恭子は何かを思いだし、表情を明るくした。


「そういえば蓼丸様。 今日は私と同じで渋谷付近の見回りですよね?」


「そうなのか? 俺たちが同じ所にいたら戦力が偏りすぎないか? 他の所が心配だな。」


「渋谷付近で不確かな情報が流れているんです。だからこれから2週間は、渋谷のパトロールを私達が重点的にやるみたいです。なんでも人型のクリーチャーがいるとか。」


「へーーー」

蓼丸は顔色ひとつ変えずに返した。


「えっ? もっと驚かないんですか? 人型のクリーチャーですよ。」


恭子は不思議そうに言った。


「人型のクリーチャーは興味深いが、今さらだな。魔法を使う化け物もいれば、拳一つで地形を変える化け物もいるしな。」


「ま、まぁ確かにそうですね。ちなみに他の所は大丈夫みたいです。他国からのサポートもあるみたいですし。」


「わかった。じゃあ準備ができ次第、出発しよう。」





次も宜しくお願いします!


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