片栗粉?の作成です
タ、タイトルが・・・orz
思いつかなかった・・・
実際はお助けイモ粉になるのですが・・・あ、ハンナちゃん?怪我したときには包帯とか巻いたりする?する、するならそれくらいの布でもっと幅の広い奴持ってない?持ってる、じゃあそれだして!
「はいどーぞ!」
後は桶に水を入れて!そしたら、布に先ほどのお助けイモの刻んだ奴を置いてって・・・後は紐で縛って袋状にして・・・そうです!そしたら、おっと、その前に手は洗った?洗った・・・それならいいか。あとはその袋を水の中で揉んだりやわらかめに叩いたりして・・・あ、皆さんも同じ作業をしてくんさい!皆さんも作業をする前に手を洗ってね!わしゃわしゃすること10分ぐらいか?もういいかな?それじゃ作業を止めてしばらく放置ね・・・残った搾りかす?食べられると思うけど、栄養少なくなってるので家畜のえさにすると喜ばれるかも!・・・時間はもういいかな?もう少し?
「なあスネーク!私はマウンテンディアをとりに戻ってもいいか?」
”ああ、結構時間かかる作業だしこっちはだいじょーV。そっちはどう?“
「村長殿、私は森へマウンテンディアをとりに戻るのだが、縄を貸してもらえないか?」
「そりゃもちろんええが、一人で行くのか?わしらもついていった方がよくはないか?」
「村長殿はあの崖を飛び越えていけるか?」
「あれ位ならわしやポルティエぐらいなら大丈夫だが?」
「あそこを跳び越える方が森への近道だからな。それじゃ頼むとするか。しかしポル殿は門番しているのではなかったか?」
「門番の代わりならまだおるて・・・ヴェルダーブーホ!お前んところの息子はどうしとる?」
「ああ、うちの息子は今日は非番だから家で本を読んどるよ」
新しい門番か・・・この村の若者は門番しか仕事がないのかしらん?後は農作業?門番代わりにやってもらうんなら桃でもあげたら?
「・・・あげたら?とスネークちゃんが言ってます」
「ああ、気を遣わんでもええよ。ボルドウィン殿が帰ってきたら肉祭りじゃからな!」
そぎゃんですか!そしたらこっちはこっちでやっとりますけん、そっちはそっちでよろしく。あとはゴブジにはちゃんとモノをあげてね!あ、村長には事情を話しといてね!
村長とボルちゃんは村長宅から出ていった。マウンテンディアか・・・フォレストディアとどう違うのかまるきりわからん!まあこっちはこっちで目の前の作業に集中しましょう!まずは片栗粉・・・じゃないお助けイモ粉の作成です。なんかゴロが悪いなぁ・・・
ボルちゃんたちと話していたら、桶の水が澄んできたようだ。はい一回水を捨てましょう。ゆっくりこぼしていってね。そしたらそこに白い粉が出てきます。欲しいのはこの粉です。もう一回水を入れて!かき混ぜて!そしたら静かにしてて!あ、おば・・・熟女のご婦人が何か?
「あの、スネーク先生?どうしてもう一度同じ作業をしたんですか?」
「レオーノさん、私も同じことを思いました。どうしてでしょうか、スネーク先生?」
先ほどのご婦人はレオーノさんでしたか・・・よし!レオーノイモ粉と名付けよう!
”水洗いを繰り返したのはより不純物を取り除くためです。一度でもよいのですが、二度やるとレオーノさんみたいにより白い色になります。これをレオーノイモ粉と名付けました!“
「・・・名付けました、だそうです」
パチパチパチパチ!
皆さんから拍手が拍手ががががが。レオーノさん、はずかしがってるー!かわいー!あ、我、BBA専とかじゃないですから!こうして一つの名産品がこの村に誕生した・・・
「スネークちゃん、BBA専とはなんですか?」
“それは幼女には無関係の世界です・・・”
我、遠い目をしてそう答える・・・
さて、皆さん上澄み液を捨てましたな!あとは天日に干して乾燥です・・・そしたらレオーノイモ粉の出来上がり。使い方はこれから!
我、バウアー山のつくった、まだしっとりしているレオーノイモ粉を皆に見せます・・・ま、見せるのはハンナちゃんですが。このしっとりしているものを、先ほど皮を剥いてもらったお助けイモを四つ切にしたものに塗りたくっていきます・・・たくさんいるので四つ切をたくさん作ってください。あ、ハンナちゃんは丸豆油入れた鍋を火にかけといて!
これからやる調理法は、“揚げる”というものです。揚げる、というのは高温で熱した油に食材を突っ込んで加熱するという方法です。これは、イモばかりでなくいろいろなものに応用可能です。今日はお助けイモと、ガルスガルスを揚げてみましょう。こうしてできたものを、揚げ物、と呼びます。レオーノイモ粉で包んであげることを、から揚げ、と呼びます。
「ああん、スネークちゃん、待って待ってー!喋るのが早すぎるーー!」
うわお、今のセリフもメモってたんかい!なんでんかんでんメモをとろうとする、・・・ハンナちゃん、恐ろしいコ・・・
本日はこれにて。
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