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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第2章 機動戦士ツチノコ
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ボディブローに散る!




「ねえねえ、スネークちゃん!ガルスガルスで新しい料理、なんか教えろ!ください!!」


何や?教えろくださいですか!我が知ってる料理が新しいもんとは限らないのですが・・・ちなみに村ではガルスガルスでどんな料理をつくりますか?


「・・・くりますか?とスネークちゃんが質問してます。奥様、若奥様、そこんところどうなんでしょうか?」


親子は顔を見合わせる・・・


「ガルスガルスの調理法といってもねぇ・・・」

「火であぶって食べるだけよねぇ」

「量がない時は小さく刻んでほかの野菜と一緒にでて、あとは黒パンと一緒に食べるだけだよね」


焼くか煮るしかないんかい!我の大好きな唐揚げちゃんは?あーん、片栗粉がなーい!できなーーーい!・・・ん?待て待て、我、落ち着け・・・片栗粉はユリかなんかの根っこをすりおろして粉状にしたものだったはず。あれ、たしかでんぷんでできてて、最近の片栗粉はジャガからつくられていたはずや!ピコーン!ジャガならたくさんあるやないけ!ジャガ・・・お助けイモをおろし金でたくさんすりおろしてもらうんや!


「・・・もらうんや!と言ってます!えーと、スネークちゃん?すりおろすとは一体どうすれば・・・?」


この世界には、すりおろすという概念がなかった・・・


“料理で{すりおろす}というのは、植物の根をたくさんの細かい刃物で小さく刻んでいくことです”


「そうすることの効果は?」


“・・・植物の中にある薬効が体の中に取り入れやすくなります”


我、テキトーに言ってみる・・・


大根おおねをすりおろすとピリリと辛くなりますので、味の変化にもなるよ”


「すると、おろし金というのは、そういうことをする調理器具ということですね」


あー、そこからでしたね^^。我、おろし金のイメージをハンナちゃんに伝えて、形をメモしてもらう。まーないものはしょうがない。今日は包丁でお助けイモを細かく刻んでもらうんジャ!


「あのー、スネーク先生、どうして食べるものを細かく刻むのでしょうか?」


あ、奥様、やはりそこに行き着きますか。まあもったいないと思いますよね!お助けイモが少ししかなければそんなことはしないでしょうが、たくさんあるので、料理の幅を広げましょう!


「私、おうちからナイフと板持ってくる!」「わたしも!」「婆も!」「あたしも!」


ばぁーもいたのか・・・いたなそういえば。ばぁというにはちょっと若い気もするが・・・いや、ばぁはいない。お歳を重ねた奥様方は熟女と呼ばせていただきます、いないいないばぁー、でございます!



みんながナイフと板を取りに戻ってる間に、残った人たちでお助けイモの皮をいていく・・・このイモは日に当てると芽を出そうとするからなるたけ日の当たらないところで保管してね?日の当たらないところで保管しても芽がでてきます。この芽には毒があるから絶対食べないように。あと皮が緑色になったら厚めに皮を剥くように!


「・・・剥くように!だそうです」


あれ?エマちゃんはどこ行った?


「エマさんは昼食が終わって仮眠してます・・・そろそろ起きてくると思うのですが」


ほほぅ、シエスタですか・・・食べてすぐ寝るのはいいですね・・・太るのも稽古のうちですよ!あ、起きてきた!


「おはようございますぅ、皆さんまだ調理されてるんですかぁ?」


我、びょんびょんジャンプ・ジャンプ丸まってジャンプ!シッポだけゴム化、残りは硬化で相撲エルフの腹に突撃ジャンプ!お腹にバスケットボールのようなものを叩きつけられた相撲エルフ・・・くの字になってお腹を押さえる・・・が、こらえきれず膝をついた・・・への字になったぞ!


「スネークさぁん・・・なにを・・・?」




お前は相撲エルフとして天下を取るんだ!もっとボディを鍛えるのだ!



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