台所、血に染めて
ずーっとは寝てられない・・・
変な時刻に投稿です。
また寝るZzz
ハンナちゃん、レシピメモを完成させて、庭に戻る。
「はい皆さん、これで忘れないでホワイトソースを作れるようになりますよ」
皆さんニコニコ顔ですな。ハンナちゃんもやった甲斐がありましたな!ホワイトソースはいろいろな料理に応用できるので料理の幅が広がりますぞ!
「・・・ますぞ!とスネークちゃんが言ってます!」
「スネク先生!」「スネーック先生!ぜひ!!」「我らにその料理をお与えください!!!」「すねえくせんせーよろしくお願いします!!!!」
スネク!・スネク!・スネスネスネスネスネク!・あ、ほれ!なんだか大騒ぎになりましたな!しかし、先生と言ってるわりには我の名前、テキトーに呼んでないか?
「なんじゃあ、この大騒ぎは?」
村長さんが帰ってきましたぞ!皆の衆、騒ぐのは止めるのジャ!人のおうちで騒ぐのは止めるのでーす!あ、ボルちゃんも一緒じゃないか!無事にニワトリ狩れてますな!
「あら、あなたお帰りなさい。ミアさんといっしょだったの?」
「ああ、昼だから交代ついでに戻って来た。ほれ、ボルドウィン殿がガルスガルスを狩ってこられたぞ・・・それにしてもこの騒ぎは何事かい?」
「スネーク先生がみんなに新しい料理を教えてくださるそうですよ。いつも黒パンやガレットばかりじゃ飽き飽きするでしょう?オニクなんてめったに食べられないし・・・って、この数は何ですか?ミアさんが一人で刈って来たの?」
「あ、ああ。世話になったついでに村の皆さんに食べてもらおうかと思って」
「ボルドウィン殿は、いま、ヴァッへと狩り勝負をしていてな。どちらが多くガルスガルスを刈れるか競争しとるのだよ。ついでに言うと狩った後は皆で食べてよいそうじゃ。そうじゃな」
「ああ、しかしガルスガルスだけだとやはり足りないな。これは今日中にマウンテンディアを持ってこないといけないな・・・」
「なに、勝負ならもうこの時点で決まっとるようなもんじゃて。ワシらでさえ3羽が限界じゃ。あ奴らに1羽でも狩れたら一人前と認めてやるわ」
「マウンテンディア!フォレストディアではなくって?」
「ああ、フォレストディアにしては体が大きかったし、間違いないと思います、奥方」
「やはり相当の手練れですな、ボルドウィン殿は。何十日か前のワシをほめてやりたい!この人相当できる!あ奴、人を見る目が致命的にないな・・・で、この騒ぎはなんじゃい?スネーク先生とはだれのことか?」
「あなた、スネーク先生はミアさんの従魔のヘビさんのことですよ!お助けイモばかりかいろいろな料理を教えてくれるありがたいヘビさんです!」
「桃や柿を持ってきてくれたのも従魔が見つけてくれたからだしな」
「あのう、村長さん?スネークちゃんがお宅の庭に桃と柿の木うえたのですが・・・土地が痩せているので一年に2回ぐらい肥料を混ぜ込むと、立派な実が成るそうです」
「村長さんところだけずるい!私のところにも欲しいわ!」「そうだわ!」「だわ!」「!」
「えーい、やかましい!庭の木は共同にすればよいわ!その代わり、みんなには肥料を混ぜ込むのを手伝ってもらうぞ!それでええな?」
立派なご決断です!
「それにしても、ボルドウィン殿・・・この従魔は・・・何というか・・・ただの従魔ではありませんな?」
「ええ、私もそう思います・・・」
ボルちゃんと村長が我を見て訝しむ。え、我、なんか変なこと・・・してる気もする^^。
「ミアさん、マウンテンディアを狩ったのなら、もうこのガルスガルスは調理してもよいですよね?」
「お願いできますか、奥方?」
「お願いなんてとんでもない、願ったり叶ったりよ!久しぶりにガルスガルス食べる気がしますね!ね、あなた!」
「あ、すまん。最近狩りに失敗ばかりで・・・う~~ぁぃっめ」
あいつとはポルちゃんのことに違いない・・・いつも失敗ばかりしてそーだよ~♪
「それじゃあ、このトリもう料理していいわよね?血抜きは終わった?あ、大丈夫?そんならみんなでやれば早いわよね!」
台所は、トリの血で染まった・・・




