我、神樹さまに会う
誰かが見てる!
我、あたりを見回すが、だれもいないなぁ・・・住んでる大木のところにいこうとすると、なんだか木が光ってる感じがしますな。目に優しい光です。。。木陰に入って、さて、はねてうろに戻ろうとしたとき、どたたたたたー!上から何か落ちてきた!
空襲警報発令!
頭巾をかぶれ!
頭に気をつけろ!
我、とりあえず、まるまる。
音が止んだ。何が落ちてきたかと思ったら、この木になる赤い実だった。たくさん落ちてた。
誰かの落し物かしらん?我は大木を見上げる・・・と、空から人がゆっくり落ちてきた!親方!空から女のコ!・・・いやいや!女神様?が足から降りてきた!見てたのこの人?
我、放心してみていると、女神さまが我の前までやってきた。
「初めまして、神の子よ。私は・・・」
まてまてーぃ、なんやなんや?神の子ってなんや?我のことか?
「そうです、あなたのことです」
我が思ったことに突っ込んでくる・・・
我、しゃべらなくてもいいんだ~!
で、神の子ってなんでしょか?
「あなたのことをステータスで確認しました。一部見られないところがありますが、〇✕カミ※#ノコ、と表示されています。ゆえに神の子、とお呼びしました」
ステータス魔法、やっぱりあるんだ!
でも、我、使ってみたけど、マボロシ~!って聞こえるんだけど?
「神の子がどの程度のステータス魔法を使えるかわかりませんが、初めてお使いならそれは“幻想生物”のところではないでしょうか?」
え?我、幻想生物だったの?
「はい、そのように表示されてますよ。その生物が何に分類されるのかを示すところです。あなたは、幻想生物族・ツチノコとかかれてますね」
なんてこった!我、ただのヘビではなかったのか!