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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第5章 ツチノコの証明 神樹さま、我のあの背負子、どうしたんでしょうね・・・ええ、夏にグラニーラムゼースミスの谷底で落とした、あの背負子ですよ
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雷雲を晴らす

誤字脱字報告ありがとうございます。

適宜修正させていただきました。


「スネーク! 無事か! 」

「神の御子、なんともありませんか? 」


ボルちゃんが土砂降りの雨の中、空中闊歩エア・ウォークでやってきた。なぜか神樹さまもいっしょです。つか、神樹様こそ大丈夫だったか? ボルちゃんは平気そうだ。


「雷が落ちたぞ! ちょうどこの場所だったが、お前、なんともないのか!」


ああ、やっぱり雷落ちたのね。雷落ちるちょっと前、いや落ちた瞬間かな? 紫魔法を使ったから大丈夫。



「新しい魔法だな! なんだその紫魔法というのは? 」


雷に関する魔法かな? 神樹様は大丈夫だった?



「ええ、神の御子の上に雷が落ちて、そのあと私にもその力が来ました」


無事じゃないんじゃないかーい!


「おそらく神の御子のおかげで威力が弱くなっていたのだと思います。それに」


それに? 続きがあるのか?


「何か風の魔力とは違うものが私に入り込んだようです」


そうですか…… それも後で要検証だな。とりあえずまだゴロゴロなってるみたいだし、もう一回、やってみるか? ボルちゃんは木からちょっと離れててや。


「それはなぜだ? 」


雷は木に落ちるとき、その真下辺りには側撃雷そくげきらいと言って被害を受ける場合があるんじゃ。少なくとも木の高さぐらいは離れとけや!


「わかった! 見せてもらうぞ!スネークの新魔法とやらを!」


あ、カウントダウンは進むからね? そんじゃあ、やりまっせ…… ボルちゃん離れて離れて。神樹さまは…… 精霊状態だから大丈夫か? それにしても、何度も紫魔法を使うのはまずいね…… あの雷雲を終わらせるには…… 竜巻とかで雲を蹴散らす? 其れだと空気中の水滴とか氷の粒がぶつかって帯電が進みそうですな…… やはり、雷には雷で! 魔力を込めて…… とどろけ、我の紫魔法!


紫魔法Lv.2 サンダー


我、天空に向かっていかづちを放つ! 



ピシャッ! ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!


【WARNING!WARNING!WARNING!】


【水魔法消滅まであと24!】


【WARNING!WARNING!WARNING!】


【水魔法消滅まであと24!】


【WARNING!WARNING!WARNING!】


【水魔法消滅まであと24!】


我も我が目を疑うかのような雷! 空にあった黒雲に穴が開く! これってLv.2の魔法じゃないでしょう!? レベル1と比べてギャップありすぎよ!



”ではいくつが適切と思われますか? ”


いや、知らんけど! 土魔法のLv.29地震アースクェイクぐらいあるんじゃね? 地震・雷ぐらいのレベルよ?


”テロリン”

”紫魔法Lv.2雷がLv.29 に格付けされたことをお知らせします”


おい! その間は?


”さぁ? ”


なんという無責任……





続きは夜遅くに^^


途中で寝夢夢なった・・・

今宵はこれまで。

お読みいただきありがとうございます。


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