我、索敵す!
一通り魔法合成をした後、我、あたりの気配を探る・・・異状なし!あたりに気配もないことだし、ちょっと徘徊してみますか。ニョニョロニョロニョロスネークダンス♪うちにゃ箪笥がないのないのない~♪おや?大きな岩がありますな!これは目視では見られませんでした。
あそこにジャーーーーーーーンプ!テレマーク入りました!ここは見晴らしがいいですなぁ!さて、気配を探ってみるとしますか!
ツチノコアイ!キュピーーーーーーン
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いや、魔法でも何でもないですからね!
ただの効果音を口で言ったつもりになっただけだからね!
勘違いしないでよね!
さて、見渡してみれば、暗き帯のところで十は超える気配を感じますな・・・固まってわらわらしているところを見ると、集団生活を営む生物・・・狼とか?そこらへんかな?熊は違いそうだし・・・そもそも、我、アナ以外の野生生物知らんな!実際に見てみないとわかりません。
うーむ・・・暗き帯よりも手前に何かうごめく者はいないか・・・いますな!ご都合展開ですな!でも、あんまり遠くに行くと見張りの意味ないし・・・やめとくか。しやせまし!となったらせましを選択する我。しはしようか、せましはやめとこうか、の意味でっせ^^。しかし、遠くの気配より近くの気配の方が弱く感じるのはなぜでしょうね?我、再びジャンプして簡易ハウスに戻った・・・火はすでに消えていたが煙がまだまだ立ち上っている・・・水をぶっかけると灰で煙たくなるので土をかぶせることにする・・・ボルちゃんはまだまだ寝てますな。まだ起こすには時間があります。我、再び哨戒の任に当たります!
我、再び、大蛇―――――――――――ンプ!!!(ププッ!)空中に留まりながらゆっくりローリング!・・・気配発見!先ほどの大きな岩の近くだった・・・ゆっくり落下しながら、次のジャンプのタメを作る・・・しっぽが地に着いたら落下エネルギーをゴムしっぽに吸収させてゴム胴体にため込んて、ビョーーーーーーーン!も一度ジャーーーーーーーンプ!気配のしたところへ、シュタッ!見事な着地でした!さてさて、気配の正体は何でしょうか・・・息を潜めてにょろにょろと這いながら接近すると・・・そこにいたのは・・・
緑色した矮小な存在、異世界にはつきもののゴブリンだった・・・




