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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第5章 ツチノコの証明 神樹さま、我のあの背負子、どうしたんでしょうね・・・ええ、夏にグラニーラムゼースミスの谷底で落とした、あの背負子ですよ
558/786

普通の攻略とは何か?

短いです^^;

お話をあれこれ考えたのですが、どういうふうに進めるのがいいかまとまらず。

とりあえず書いて進めてみることに。

果たしてどうなることやら?


 ボルちゃん率いる近衛軍小隊とグラニーラムゼースミスの里の守備隊の連合軍を4つに分けて、マギ・バンブーの竹林を討伐することになった。話を聞くと、やはりマギ・バンブーは里の守備隊員を相当殺って魔力を吸収しているようで、マギ・バンブーではなくってデス・バンブーとみなした方が適切のようだ。4軍の内訳は、里の南の出口の広場に本陣を置き、ハンナちゃんが作戦参謀として控えておく。ハンナちゃん自身は有力な魔法使いなのでどこにおいてもいいのだが、まあ今回はどっしりと構えてもらっておくことになった。それに本業(かどうか知らんけど)の衛生兵として食事の準備をしてもらうとのこと。衛生兵が常時そんなことをしているかどうかは疑問だが、これまで我かハンナちゃんがやっていたので問題はないだろう。午前中に刈ってきたたけのこも渡して、下茹でもやってもらうことにした。これで煮物でも作ろうか、作ろうよ。


 残りの3軍のうち一軍はヒカリ娘が開墾部隊を引き連れて東西砦の向こうにある畑の様子を見に、できるならば収穫をしに行くことになった。ここは土魔法が使えるリーちゃんがボルちゃん小隊の代表としていろいろやってくれるだろう。他の二人は農作業とかには興味なさそうだしな。


 さて、残った軍を半分に分け、一方がボルちゃんと里の守備隊の半分、もう一方が我とエマさん、あとハート様率いる里の守備隊半分に分かれることになった。ボルちゃん達が反時計回りで、我らが時計回りで北側の砦に進軍し北側砦に向かうことになりました。半円だとして10㎞ぐらいか? まあ崖や急斜面ばかりだろうしそんなに単純でもないからどれくらいに時間がかかるかわからんけど。


「それでは各々進軍することにする。ボーデン達は何かあったら通信部隊に連絡を頼んでくれ。スネークは何か言うことがあるか? 」 


そうだな。とりあえずボルちゃん達は地上部の刈り取りを優先してやってくれ。上物を刈り取ったら、次の竹を生やすのにも魔力を使いそうだからな。こっちは根から退治するのでそっちより遅くなると思う。


「わかった。それではボーデン達もよろしく。様子見だから無茶なことはするなよ」

「こっちは開墾部隊だから戦わないよ。あいつらの養分なんかにされてたまるか」


そうそう、三人は竹本体を攻撃するのは止めといたほうがいいな。いまいち破壊力に欠けるからな…… リーちゃんの礫弾…… あれは小指ぐらいの大きさしかないし。葉っぱが飛んで来たら…… カーちゃんがみんなを守ってやってや。


「…… だ、そうだ」

「わかった。とはいっても前は竹は生えていなかったそうだよ? 様子見て危なそうだったらすぐ引き返すから安心してて」

「守りは任せてもらって大丈夫よ! スネ君、結構心配性ね? 」

「…… スネーク、オレにいうことはないのかよ? 」


ヒーちゃんはネズミを見ても気絶しないように!


「バ、ばっきゃろう! オレがいつネズミ見て気絶したって言うんだ!」


気絶はしとらんが、行動不能にはなっとったよな? 気絶同然じゃな。ヒーちゃん、グぬぬと言ってるが、駄目だぞ! ネズミが出ても逃げちゃ駄目だぞ?


「それでは出発する! 」


ボルちゃんの掛け声の下、それぞれの進むべき方向に進んでいく。



本日はこれにて。

お読みいただきありがとうございます。

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