表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我はツチノコ  作者: あいうわをん
第1章 大きな神樹の木の下で
51/785

我、旅に出る

これで一区切りです。はてさて、この旅はいかなることになりましょうか・・・

ツチノコちゃんはエルフの里を救い出せるのか、別の展開になるのか、乞うご期待!

(何も考えてない><)




神樹さまの元に帰って来た我とアナ。神樹さまの方のでは準備万端だったようですでに籠というか背負子しょいこはできていて、中身は桃と栗と柿で満たされていた。


“これは神の御子の分です”

と言って渡されたのは赤い実が入った小さ目の背負子。


“しっぽの方からこのわっかをくぐり、この部分を口に咥えてください”


なるほど、安定しますな。赤い実が1つ入ります。残りの赤い実はアナさんにあげましょう。アナさんや、あなたにお役目を与えましょう。赤い実がここにあと4つ残ってます。これを食べた後、1日経ったらお花を摘みに行きたくなります。お花を摘んだら土をかぶせてください。そのあとは水をかけるのです。水かけは神樹さまの木達にもお願いします。真珠様が育ってきて、赤い実が成りだしたらまた食べていいですよ。ちゃんと神樹さまのお世話をお願いしますね。


「アナちゃんは連れて行かないのか?私の癒しが~あ~ぁ・・・」


“当たり前じゃ、ボルちゃんが癒されるために森を出るのではないぞよ!”


”お母様”、お任せください。お母様が帰ってこられるまで立派にお役目を果たします!“


それでは・・・出発する前に樹液を飲んでいきますか。


我、樹液の池に潜り込み、ごくごくごくごく飲んでいく・・・はーーーーっあいかわらずうんまい。しばらく飲めないからたっぷり飲んでおこう。ごくごくごくごく。ん?いくらでも飲めるな?この際飲み溜めしておくか・・・体力、魔力両方回復したが、何だかまだ飲める。この時、我は飲み溜め食い溜めが技能として加わっていることに気づかなかったのだった。すべてを飲み干し、我は皆から心配されるのであった・・・


神樹さまとアナは、森の淵までお見送りに来た。神樹さまは、マルス・プミラの木があるところには移動できるようだ・・・


「それではアシアティカ様、スネーク殿のお力をお借りします。この度は誠にありがとうございます。アナちゃん、私、いってくるね!」


“神樹さま、行ってきます。問題解決したら帰ってきます。アナ、神樹さまのお世話よろしくね!”


「ご無事のお帰りをお待ちしております」ニコッ


“お母様、お元気で!お母様に何かあったらエルフ・・・どうなるかみてろよ!”お鼻ヒクヒク



我々は迷い惑わしの森の淵で別れた。しばしの別れです。また戻ってきます!アイルビーバック!

デデンデデン!







我、道の途中、旧名・朽ち木の広場、現在・迷い惑わしの大樹のところに一か所だけ広場を作り、その中心で花摘みをした。ここに神樹さまが来れるように。緑魔法Lv.1“発芽スプラウト”そして水魔法と光魔法をかけた後、もう一度緑魔法Lv.4“成長促進プラントグロース”をかける。苗木程度までに神樹さまの若木は伸びた・・・これでよし、と。



それでは本日はこれにて。

お読みいただきありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ