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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第1章 大きな神樹の木の下で
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我、エルフさんに、喝ッ!



 火魔法練習ハウスに戻ってみれば、ミアちゃんが食べ物でアナを懐柔しようと必死だった。この地で採れた野菜じゃない、なんだろう?ビスケットっぽいな・・・そう言えばクッキーとビスケットって何が違うんだろう・・・?とにかく、食べ物で釣ろうとしている・・・アナ、疑わしそうにミアちゃんを見ているが、あ、食べだした。食欲には勝てませんな!


「アナちゃーん、お願いしますよぅ・・・そのふあふぁの毛皮、さわらせてくださいよぅ・・・」

じーーー

アナ、口だけもぐもぐ動いてますが、ジト目ですな。もぐもぐもぐもぐ食べながらジト目で見ている・・・ウサギってもぐもぐ食べれるんだ、前歯しか印象にないや・・・


「こんなにきれいで大きくてさわり心地のいい生き物なんて、モフらずにおられません!もう我慢できない!!」


あっ!ミアちゃん、アナにルパンダイブ張りに飛び込んだ!


モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~モフモフモフモフ~


うぜぇ!何しに来たんだお前は!アナさん、やっておしまい!


アナは腹に抱き着いていたミアの後頭部をウサパンチ!ミアさんは気絶しながらもその手をアナの毛皮から離さなかった・・・面倒な奴だな!根性は認める!


我、赤魔法Lv.2を発動。

“ミアの両手を麻痺パラライズ!”


手の感覚がなくなったのか、ミアさんはずるずると崩れ落ちた。こりゃアナがいると話にならんな。アナや、ちょっと下に行っててくれ!


アナは我の言うことに素直に従い、山を下りて行った・・・ええ子や!ほろり!あと、我のことをお母様呼ばわりしなければ・・・


我、うつ伏せで大の字に寝るミアさんに、青魔法Lv.2“回復リカバー”をかけた後、青魔法Lv.1“覚醒アウェイク”を施す。


キリキリ起きんかい!目覚めの水魔法も忘れずに^^。


「ふぁーあ、よく寝た!ん?デブヘビよ、ここで何をしている!?」




喝ッ!



我、ミアにマルマリヘビ弾をお見舞いする。顔はだめだ、ボディにしな!





本日はこれにて。

お読みいただきありがとうございます。

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