表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我はツチノコ  作者: あいうわをん
第1章 大きな神樹の木の下で
4/783

我、我に返る

 急に視界が開けた。


我、なにしてるんだ?


 あたりをみまわす。

目の前には巨木、眼下には芝のような草。


そして我は足もとを見る・・・足がねぇ!つうか、しっぽ?

我、混乱する。そういえば、手もねぇ!

我、どうなってんの?


とりあえず丸まって休む・・・丸まる?

我の体、ウロコでおおわれてますが、なぜに?


つうか、我の体、ヘビになってね?

さっきから舌ちょろちょろだしてるけど?へビだよね?


お、お、お、落ち着け、我!


こんなときは・・・そうだ!素数を数えるんだ!

2,3,5,7,・・・そのうえはいくつだっけ?めんどくさい><


そうだ!安全な場所に隠れるんだ!

安全な場所・・・

あたりをみまわすと、目の前の巨木の上の方に穴が開いている!

とりあえず、あそこに潜るんだ!

でも、どうやって?


我、はねてみる!

ぴょん!

一回じゃだめだ、何回かはねてみるんだ!

ぴょん!ぴょーん!ぴょーーん!

木にぶつかった!イタタタタ!



でも高さ的に大丈夫だな!前に進む分も考えて、こんな感じか!

ぴょん!

ぴょーん!

ぴょーーん!

ぴょーーーん!

ぴょーーーーん!

ぴょーーーーーん!ずさっ!

たどりついたぞ!


ここはさっき食べた赤い実があるところだ!

ということは、今まで我がいたところだな!

あそこなら安全!中へ入れー!



我、高さがあることを忘れて頭から落ちた><


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ