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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第1章 大きな神樹の木の下で
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我、いろいろな名前を一度に知ってしまう

サブタイトルを変更しました

エルフさんのお願いは何でしょうか?

     ↓

我、いろいろな名前を一度に知ってしまう



エルフさんは目を白黒させている・・・


「ここにあった世界樹はデブヘビが燃やしたはずだが・・・ゆめか?うつつか?まぼろしか?」


うつつが正解です^^。我、エルフさんの顔に水魔法Lv.4癒しヒールウォーターをぶっかける。


「ヘビが水を出した。これは夢だな!」


女神少女・・・少女女神か?はエルフさんの前に立つ。


「現実ですよ。私、というより先代に御用があったのではないですか?」


「先代・・・先代?あなたは・・・?」


「初めまして。我らを守る民人たみびとよ。私はここに長らくおわしました世界樹の、次の世代の世界樹・・・アシアティカです。先代から少しだけ話を聞いたことがあります。あなた方はどの世界樹を守る民なのですか?」


世界樹にも種類があるんかい!?初耳やで!アシアティカっていうのが、神樹さまの本名?


次代様、我を見て教えてくれます。

「神の御子さま、アシアティカというのは世界樹の一種です。先代や私の種類がそうですね。世界樹というのはマルス・プミラと言います。マルス・プミラにもいろいろあるそうで、私はそのことをこちらのエルフに尋ねているのです」


エルフさん、我と新・神樹さまを見て慌ててる・・・デブヘビが神の御子呼ばわりでびっくりしてるな・・・


「こちらこそ初めまして、あなたが”孤光”のアシアティカ様でよろしいのですね・・・

私はアプフェル王国所属近衛軍・筆頭剣士のミア・ボルドウィンと申します。どうぞお見知りおきを」


ちょ、待てよ!急に名前が出て、我、混乱す・・・Q(急に)N(名前で)K(混乱)やで。


まずは次代さま、アシアティカというのか。なんか変な二つ名がついてましたな?“ココー”ってなんじゃ?して、エルフさんや、ミアっていう名前だったんか。わりと可愛めの名前・・・後は覚えてない・・・変な国の名前がでてきたよ、おい・・・考えてる間にも話が進んでいく・・・


「私がアシアティカ様のところに来たのは・・・」

エルフさん、我の方をちらと見る。あれ?お話の邪魔だった?我、どこかへ行っとこか?


「いえ、神の御子さまもこちらにいらしててください。おそらくあなたも関係がありそうです」

エルフさん、ミアさんだっけ・・・我を見た後、神樹さまに口をとんがらせる・・・


「アシアティカ様、その前にこのヘビとはどのような関係が?」


「まず初めに、あなたが訪ねてきたのは昨夜の先代アシアティカです。先代は少し前にマギ・ファンガスに取りつかれ、枯れてしまいました。取りつかれる少し前に、そこに居られる神の御子さまが、先代に頼まれて我ら次代のアシアティカを播種・育成されていったのです。仇やおろそかにしてはいけませんよ」


そうだぞ、ミアちゃんよ。我はお願いを聞いてあげてたのだ。仇やおろそかにしてはいかんぞ!


「マギ・ファンガス!それでマギ・ファンガスはどうなったのですか?」


ん?やっつけたけど?それがなにか?


「神の御子にかかればマギ・ファンガスなどたやすいことです。ちょちょいのちょいでやっつけてしまったそうです」


何ですか、その目は?嘘だと思いか?我のつぶらな目を見よ!嘘をついているように見えるか!





“嘘じゃないですよね、お母様!”











我をお母様と呼ぶのは誰じゃ?!




本日はこれにて。

お読みいただきありがとうございます。


今度こそ、週末に書き込みます。

平日は、別作品の手直しと続きを・・・書くやもしれません・・・あいまいー


本日突然、体調が・・・急に鼻がぐずりました・・・ORZ

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