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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第4章 ドラゴンへの道
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幼女エルフ専用武器作成



 ロレンスさんご一行がその場を立ち去った。さてボルちゃんよ、これからどうする?


「そうだな、オルフェンには寄らず、このままブレスローにいく。その前に、スネークよ。私の蒼天のように、ここらでヴィンかバウアー専用の武器を作ってくれないか? 」


あれやると、なんだか気絶する気がするのだけども? そうすると、お馬さんたちに回復魔法を使えないのだが。


「ここからブレスローまでは常歩なみあしで移動しても半日で着く距離だ。ゆっくり行けばいいさ。それより、スネークがうっかり水魔法を使用して、強化武器を作れなくなるほうが問題だ」


ひとをうっかりハチベェみたいに言うんじゃありません! …… その可能性がないとは言えない…… そんじゃあ一丁やりますか! ハンナちゃんよ。ステッキと宝玉出してはいよ!


「棒と玉二つですね! はい、こちらに! 」 


子供は下ネタ大好きだなぁ…… (遠い目)


よし!気を取り直して


「気を取り直すところがどこかにありましたか? 」


下品なネタに落胆させられることしばしあるのじゃよ…… それではまずは唸れ、我の金魔法!


「金玉魔法ですね! 」


なんでやねん!


「金で玉をいじるから! 」


…… 唸れ、我の金魔法!


”金魔法Lv.3合成”

“何を合成しますか?”

“棒と玉二つを合成してください! 形は2匹の蛇が互いに絡み合う形で、玉を食われえるようにお願いします!”

ぽわんぽわんぽわんぽわわわわん!


いつも通りだな! 警告音はならなかった…… ということは、金魔法は水魔法を合成には使っていないということですな!


「ふむ。できたか…… これはまた禍々しくも神々しい逸品だな! 」


そうやろそうやろ! 我にしては素晴らしい意匠! 2匹の蛇が絡み合うカドゥケウスをまねたもんやで! あれには翼が生えてるけど、こっちはなしで。それと蛇が向かい合ってると魔法の発動に邪魔だから向かい合わない形で! それぞれの蛇は赤玉と青玉を口にくわえた形や! 名前はもちろん、マジカル☆ステッキや!


「そうだなぁ、名を付けるとしたら、螺旋蛇杖ラセンダジョウというのはどうだろうか? 」


「いいですねぇ、蛇二匹が絡み合う杖ということですね! 省略してラセンダで!」


我の意見は? マジカル☆ステッキはーーーー?


「それで、やはりこれも強い方の強化で頼む! 」


わかり申した…… それでは参ります!


“青魔法Lv.7 祝う(セレブレーション)・強”

”ブブブブブブブブブ!”

“どのような祝福を施しますか?”

“宝石に魔力を蓄えられるようにして、蓄えた魔力を杖で使えるようにして!”

”バババババババババ!”



【WARNING!WARNING!WARNING!】

【水魔法消滅まであと98!】

【WARNING!WARNING!WARNING!】

【水魔法消滅まであと98!】

【WARNING!WARNING!WARNING!】

【水魔法消滅まであと98!】


…… 警告音を聞きながら、我の意識は闇に沈んでいった……






本日はこれにて。

お読みいただきありがとうございます。

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