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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第3章 風の谷、ナウ危機!
185/786

急に金持ちになったな!

訂正;手数料1%→2%ですです・・・

これで間違ってないはず・・・><


”ボルちゃん、金貨2枚っていくらだ?“


“金貨2枚は大銀貨20枚、銀貨200枚、大銅貨2,000枚、銅貨20,000枚・・・”


“醤油・・・ゾヤゾーゼにして1升瓶200本買えるわけだな!大金やな!”


“ゾヤゾーゼをもっと買っておくか?”


”それよりニク買っておいた方がいいんじゃない?旅の途中で狩りができるかわからんし”


”それもそうだな。肉屋に行くか!”


”それと野菜を売っているところ、あれば種屋に行ってくれ!”


”おっと、その前に金貨というものは使いにくくてかなわん!どこかで両替できるところは・・・あそこに両替屋があるな!”


”両替屋ってのがあるのか!やっぱり手数料取られる?”


”無論取られるさ!そうやって商売しているんだからな!代えるたびに2%の手数料をとっていくぞ。ついでだから、次の国の通貨にも代えて置くかな?うん、そうしよう”


”次の国・・・国をまたぐのか?”


”そうだぞ?アプフェル王国はいろんな国に存在する。だからどこかの里へ出向くときはほぼ2国以上の国を通過することになる“


我とボルちゃん、鐘楼のあるロータリーを回ると、それらしい看板を発見!計りにお金が乗ってるね!両替屋はここだろう!ボルちゃんもそこに向かってるし。


「御免。両替を頼みたい!」


「いらっしゃいませ。どの通貨をどのくらい両替なさいますか?」


「この国の金貨が2枚ある。それをマール、ビット、コーカ、ヴァルの4通貨の銀貨に交換してくれ」


「わかりました。それですと、すべて銀貨49枚ということでよろしいですね。何かマジックアイテムをお持ちですか?」


「ああ、大丈夫だ。今背負っているのがマジックアイテムだからな。それと、硬貨は15、15、19の三つに分けてもらえるか?」


「硬貨袋の料金がかかります。1つに付き大銅貨1枚です。よって12枚、銀貨一枚と大銅貨2枚になります。お支払いしますか?お渡しする硬貨からお引きしますか?」


「支払うよ。手持ちがあるのでな」


「それでは個室へとご案内いたします・・・」


「ああ、これは従魔だから気にしないでくれ」


「わかりました」


個室へ通され待つこと15分ほど・・・銀貨10枚ずつ入るくぼみが10個あるケースがでてきた。これが4つ、各通貨の銀貨が揃えられていた。


「それではご確認ください。このケースの中には1つ100枚銀貨が収納されています。小分けにされる分だけ入れていかれてください。まずはマール銀貨から」


いちいち10枚ずつ確認して小袋に入れている。あとで見てわかるように袋にマールと書かれた。15枚入ったら、次の小袋、それも入ったら次は19枚・・・これでマール銀貨は終わり。こんな作業が4セット行われた・・・


「それではご確認ください。すべての硬貨が51枚残っております。よろしいでしょうか?」


「ああ、ありがとう。確かに49枚を4種類、いただいた」


「受領証が必要ですか?」


「いや、必要ない。そちらも受け取りのサインは求めないでくれ」


「わかりました。それでは、本日はご利用いただきありがとうございました」




店を出ると少し日が傾いたような感じがした。


「さて、二人はどこにいるのかな?」


“あーあー、こちらボルドウィン!ヴィン、そしてバウアー聞こえるか?”


”あ、隊長!用事は済みましたか?こちらは特になにもありません”


”そうか、ところで君たちは散策中に肉屋を見かけなかったか?”


”あったらエマさんが離れませんからねぇ・・・特にそれらしいものは見かけませんでしたね”


”今、どこにいる?”


”鐘楼周りの公園にいます!”


”わかった!そちらに向かうからじっとしててくれ!”


エマさんからの返事がない・・・あれだな・・・シエスタ・・・寝る子は育つんじゃ!帰ったら稽古・・・は無理か。街中でやったら大迷惑!



鐘楼の近くにあった公園で二人を発見。小さいエルフはベンチに座っていました。大きいエルフはベンチで寝ていました。これはどうやって起こすのかな?中ぐらいのエルフはその場に佇んでしまいましたとさ・・・



本日はこれにて。

お読みいただきありがとうございました。

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