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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第3章 風の谷、ナウ危機!
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冒険者用リュック作成

訂正;リュックの時間経過;2日→1分ちょっと、です・・・ORZ

時間進行を遅くするはずが、早く経過してしまうことになってました><




さて、一番大きな燻製窯にベアニクと残ったボアニク、ディアニク、ガルスニク、それとチーズ、お助けイモ、茹でたガルスガルス卵(殻剥き)、余ったあらゆるものを詰め込んで火を点ける。


“火魔法Lv.1点火イグニッション


窯が大きいから一晩火をつけといたほうがいいかな。あとは、薪が足りないんだったな。我、おえっおえッと谷底でボルちゃんが伐採した木々を吐き出す。金魔法で水分を抽出して、風魔法Lv.10鎌鼬で程よい長さに切った後は、エマさんにお任せ!サクサク薪にしてちょー!ハンナちゃんにはおぇええええぇぇぇぇぇえええぇえええええええええっと吐き出した大麻を地面において、まずは麻の実とそれ以外に分ける。


“金魔法Lv.1抽出”

“ン デデデデーン”

“なにをどうされますか?”

大麻草から実だけをとりだして!

“テ・テ・テ・テーン“


さらに続くよ金魔法

“金魔法Lv.1抽出”

“ン デデデデーン”

“なにをどうされますか?”

残った大麻草から葉だけをとりだして!

“テ・テ・テ・テーン“


まだまだ続くよ金魔法

“金魔法Lv.1抽出”

“ン デデデデーン”

“なにをどうされますか?”

残った大麻草から繊維をとりだして!

“テ・テ・テ・テーン“


これで最後だ金魔法

“金魔法Lv.1抽出”

“ン デデデデーン”

“なにをどうされますか?”

この繊維から色素だけをとりだして!

“テ・テ・テ・テーン“



残ったのは真っ白な繊維。この繊維と葉と実をテーブルの上に置きましょう。葉っぱはボルちゃんが欲しがってたのでボルちゃんが持っておく。実は食べられるのでハンナちゃんが持っておく。この繊維はハンナちゃんが綱を編むのに使う!我、出る幕無し!



“テロリン”


ム!レベルアップ音!


“金魔法Lv.3”


抽出、分解ときたらアレか!


“金魔法Lv.3合成”


矢を作るときに使うやつだー!あれ?ちがったっけ?ま、おいおい試してみましょう。まてよ・・・ご都合展開だから、繊維から綱ができたりしないかな?



”金魔法Lv.3合成”


“何を合成しますか?”


“この繊維を合成してくれます?”


あれ?音楽が鳴りません・・・いいけどさ・・・


ぽわんぽわんぽわんぽわわわわん!


変な音が聞こえたよ?目の前にできたのは前の繊維より太くなった繊維でした・・・ふーむ。分量は変わらないけど、太さが太くなったのか・・・2本が1本になった感じ。ちょっと違うな・・・太さで2本を1本にできるんなら長さも2本使って1本にできないかな・・・


”金魔法Lv.3合成”


“何を合成しますか?”


“この繊維を縦に合成してくれます?”


ぽわんぽわんぽわんぽわわわわん!


量が半分に減って長さが倍になった!



「あ、何だか編みやすくなりました!」


そうですか、それはよかった。結果オーライです。





ボルちゃんの方は、と・・・器用に皮を縫い付けてますな・・・ボクサーが持つバッグのようだ。と、我に気づいたのか、ボルちゃんが


「あ、スネークよ、ちょうどよいところに来た。作ってもらいたいものがある」


背負い用の皮ベルトの長さを調節するための留め具が必要なのだそうだ。ポーチなどの長さを調整するプラスチックの部分を石で作って欲しいのか。高度を金属並みにしたらまあ壊れないでしょう。了解了解。幅は指1本くらいか・・・皮の厚さ5㎜くらいかな?それではスリット部分は2㎝ぐらいあればいいか。ひとつリュックに付きふたつ必要だから・・・5つ?村長たちの分も作る?じゃあ7つ作るので14個、予備を入れて28個作ればいいか。


土魔法Lv.13土石変換アーストゥストーン

土魔法Lv.18石細工ストーンワークス


 でけた。壊れないように強度10倍の青魔法Lv.4祝福をかけて28個全部ボルちゃんに渡す。ボルちゃんが作っているリュックだと40L ぐらいか・・・水で40㎏か。祝福で空間拡張が50倍まで付けられるとすると2立方mぐらい入れられるのか? 見た目よりは相当入るな! 入れたはいいが運べるかな・・・重量軽量化で五十分の一をつけられるかな? 内部の相対時間を外の五十分の一にすれば、1時間経過しても中の時間ではだいたい1分ちょっとになるな。十分だな。それにしてもボルちゃんは皮革職人としても優秀だね。



さて、エマさんは・・・なんだかマシンのように一定リズムで木を切って薪を作っていますな。もうすぐ終わりそうです・・・あんなにあったのに。あ、今終わった!お疲れさまでした。水を用意いたします!


「ぴゃー!スネークさんの出す水は相変わらずおいしいですねー!もう一杯!」


口をあんぐり開けて待つエマさん。我、水魔法で出た水をエマさんの口に流し込む・・・変な絵面や!


「いやーおいしかった!この後することはなんですかね~?」


特になにもないな~・・・それじゃあ相撲の稽古をするか?


「スネークさんはどうしてもあたしに相撲をさせたいんですか~?だいたいなんですか~相撲ってぇ?」


相撲は武器を持たず裸一貫おのれの肉体のみを頼りに相手を倒す立ち技最強の術!


「なんかやだ~!」


でも、剣を使うのは嫌なんじゃないか?


「いやじゃないですけど~、なんだか合ってない気がするんですよねぇ・・・」


かといって肉体強化の無魔法以外の魔法が使えるわけでもなし。だから裸一貫・・・


「なにかいい武器はないんですか~?」


肉体を使って戦うエルフ殴りエルフというのはどうかな?そしたらいいものがありますぜ!



本日はこれにて。

お読みいただきありがとうございます。

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