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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第2章 機動戦士ツチノコ
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さらに働くスネーク




村長の奥さんと若奥さんが黒麦茶をおじさん達に配っている・・・暑い中、熱いもの飲んで暑気払いですな!おじさん達がだらしなく休憩している間、ご婦人達は昼食作りです。昨日の昼に覚えたシチュー(イモなし)と、ポレットさんが持ってきたたくさんの黒パン、あとは解体が終わったガルスガルスを片っ端から揚げてますな!ま、昼食は皆に任せていいでしょう。我、ハンナちゃんにちょっと抜けるね、と言い残して、その場を去ります・・・



我がやって来たのは、食糧貯蔵庫。ぐるっと一周して広さを確かめます。だいたい20m四方でしょうかねぇ・・・?確か内部は土間でしたな。それにユニットバスくらいの容量の木製の入れ物がたくさんあります。確か前世では、一石いっこくという単位(180リットルぐらい?)が人一人の一年間の食糧として考えられるんだったっけ。ここにはだいたい200個ぐらいの入れ物があったから、これが満タンになれば一年間は食っていける感じですな。あとは保存食や調味料を作る小屋があればいいでしょう。村長さんちで作業する二は広さが足りません。我は貯蔵庫の隣に小屋を作ります!広さは貯蔵庫の2倍、作業するところと保存するところ!


土魔法Lv.13 土石変換アーストゥストーン


予定している場所の地面を石にします!さらに


土魔法Lv.26 土壁(ア―スウォール)!


石にした場所の四辺に土壁を出現させまして、屋根のある石造り小屋の完成です!おっと、強度が足りませんな!


土魔法Lv.13 土石変換アーストゥストーン


壁も石にしておきましょう!つなぎ目部分を一度土に戻してから再び全体を土石変換!これで中が空洞の大きな石(岩か?)の作業場兼貯蔵庫の完成です!





人が入れるくらいに穴を開けまして中に入ると・・・暗いですな!作業なんかできませんな!隣の建物にはガラス窓がありましたな!我、南側の壁面に穴を開けます・・・穴開けるのはいいけど、ここから風やほこりが入ったり害虫が入るのはだめだから・・・窓、作るか!土魔法でなんとかなるかな?穴を開けずに壁面をガラスにするか?割れたときに困るか?いくつか予備を作っておけばいいか!明かり取り用の窓を石壁の高めのところに作って、その大きさより少し小さめの窓ガラスを作ります。枠は村人に作ってもらおう!石英でできた平らな石、出来上がれ!土魔法Lv.13 土石変換アーストゥストーン!透明なガラスの出来上がり!お気軽ですな!たくさん作っとけばいいでしょう!あとは、作業用テーブル、作業用の椅子、出来上がったものを置いておく棚、忘れちゃいけないのは出来上がりを保存しておく壺。あまり大きくすると運べなくなりますからな。さっき村人が荷車挽いているのを見たから、あれに入るくらいの大きさにすればいいか。んー、でも、石で作ると重くなるしなぁ。フライパンと一緒で大きなものと小さなものを作っておくか。小さいといっても赤ちゃんくらいの大きさだけどな!大きいといっても大人が一抱えするくらいだけどな!我、いっぺんに作ることにする。


“土魔法Lv.13 土石変換アーストゥストーン!+土魔法Lv.18 石細工ストーンワークス!”


今言ったものがわらわらと出来上がっていく。最後に床を作ります。


“土魔法Lv.13 土石変換アーストゥストーン!”


“テロリン”


あ、レベルが上がりましたな!


“土魔法Lv.29”


もうLv29になりましたか・・・早いものです。


“土魔法Lv.29 地震アースクエィク!”


!ジ、地震だとぉ!なんという使い道のない魔法や><お試しもできません><

もうこれ以上のレベルはないんだろうなぁ・・・





ま、貯蔵庫用建物はできたから、我外に出ましょう。あとは・・・木だな!宿泊用の宿を作るのに木がいると言うとったので、貯蔵庫の隣の空き地に、木を吐き出します・・・


おぇぇえええええええええぇえええぇえええええええええええええぇえ!!!!


我の口に入っていたとは到底思えない大木が次から次に出てくるぞ!100本以上は出てきたか!こんだけあれば家の十軒は立つでしょう!そのままだと水分が多くて使えないからじっくり乾燥させてくれ!中には実をつけているのがありますなぁ・・・ん?これオリーブじゃねーか?我、ホームセンターの園芸コーナーで見たことあるよ!これはぜひ植えときますか。実を捥いで、


緑魔法Lv.5品種改良ブリーディング


“プップー”

“どのような改良を施しますか?”

そうだな・・・実に油分をたっぷり吸収、乾燥・寒冷に強い、でどうかな?

“パヤヤヤ~ン”

”品種改良に成功しました”


品種改良した実を咥えて大蛇ンプ!例の貯水池のところにいった。一面は桃の林、対岸は茶の林、空いてるところに安心の“土魔法Lv.1”で穴を開けます。実を置いてつちまほう土魔法Lv.2で穴を埋め、緑魔法Lv.1発芽スプラウト。いつもの手順ですな!あとは・・・この辺りに森の黒土を吐き出して・・・ついでに水も吐き出して、おぉぇえぇえええぇええぉ!

ふう、すっきり!


緑魔法Lv.3養分吸収アブサープション!+Lv.4成長促進プラントグロース


芽がでたと思ったら、若木になり、それが一気に成長して見る間に大木になった・・・いつ見ても不思議!たくさんの実をつけてますね。最初植えた実よりも見回りぐらい大きい!これは絞ればいくらでも油が取れそう!全部捥いで、その辺りにばらまいて、緑魔法Lv.1発芽スプラウト!芽がでたら、お互いに日当たりを阻害しないように適当な間隔を開けましょう!緑魔法Lv.2移植トランスプラント!そして最後に、緑魔法Lv.3栄養吸収アブサープション+Lv.4成長促進プラントグロース!一気にオリーブの森が出来上がった。我、実を次々と丸呑みしていく。一粒万倍や!ありがたやありがたや!お、ララァも来たか!お前も食べてみる?いらない?そうかそうか!お前は桃が好きだったな!それじゃ、桃を実らせときましょう!桃林に緑魔法Lv.4成長促進、実だけ成れ!桃林に花が咲きました・・・花咲かヘビさんを名乗ってもよい気がしますねーク!お、牛さんも集まってるな!牛さん達も食べられるように完熟したら落ちるように品種改良しときましょうね。


緑魔法Lv.5品種改良ブリーディング


“プップー”

“どのような改良を施しますか?”

実が完全に熟したら落下する!

“パヤヤヤ~ン”

”品種改良に成功しました”


実がドバドバと落ちだした。牛さんたちは落ちた実をもしゃもしゃ食べてます。これでよし。



戻りますか!




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