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我はツチノコ  作者: あいうわをん
第1章 大きな神樹の木の下で
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我、土魔法にはまる

意外とすんなりかけましたので、週末待たずに投稿^^



調子に乗った結果、我はあたり一面を穴ぼこだらけにし、そしてそれを埋めていった・・・


その結果、

”土魔法Lv.6 深い穴を埋める”

”土魔法Lv.7 横に穴を掘る”

”土魔法Lv.8 横の穴をふさぐ”

”土魔法Lv.9 横に長い穴を掘る”

”土魔法Lv.10 横に長い穴を埋める”


レベル10まで穴掘る・埋める魔法やな。


 我の魔法の結果、穴を掘り返された地面が一面に広がった・・・うーむ。場所を変えるか?いや、いったん戻るか・・・なんだか空も暗くなってきた。もうすぐ夜になりそうだ。


我、帰りはぴょんぴょんと跳ねて坂を上っていく。魔力を使うより、こちらの方が疲れるね。うろに帰った我、水をたっぷり飲んで、光るやつを食う。そう言えば、ちょっとここから離れてただけで、これ、また増えたね。苦いけど食べたらよく寝れるし。我、そういえば、食べたのってこれと、神樹さまの赤い実と光る実だけだな?それでいいのだろうか?体が大きくなってるようだし、まあいいか。我10個目の光るやつ食べて気絶する・・・



 次の日も同じことを繰り返す。すなわち、起きて、うろの水飲んで、神樹さまからもらった木の実(籠をうろの出口の枝にひっかけているのだ)を食べる。そのあとは新しく出た芽木に光魔法と水魔法を使ってお出かけする。緑魔法はレベル1なので、いったん芽が出たらもう使わなくっていいみたい。緑魔法の出番は、我のお花摘みの時以外はないな^^。光魔法と水魔法は神樹さまからもらった魔法なので、もともと持ってた土魔法に比べるとレベルはあげにくいそうだ。まあいただけただけで幸いです。使いつづけていったらそのうちあがるでしょう。


 さて、山を下りていき、昨日と同じところで・・・まずはお花摘み。いつもの作業です。そのあとは土魔法の特訓です。どかどかと穴を掘っていった結果、掘り返すところがなくなってしまいました。硬かった地面がなんだか柔らかくなってしまいましたな。どうしようかと思ったら

“テロリン”

“土魔法Lv.11”

新しい土魔法はどんな穴掘りか?

”土魔法Lv.11 土を砂にする”


なるほど、穴掘りは卒業というわけですね。

よっしゃー、それじゃあ目の前の土、全部砂にしちゃうよ!

目の前の土をどんどん砂に変えていったら

“テロリン”

“土魔法Lv.12”

ま、次は想像できますね。

“土魔法Lv.12 砂を土にする”

・・・

こんな感じで土魔法を特訓した結果、


”土魔法Lv.13 土を石にする”

“土魔法Lv.14 石を土にする”

”土魔法Lv.15 石を岩にする”

“土魔法Lv.16 岩を石にする”

“土魔法Lv.17 砂を形作る”

“土魔法Lv.18 石を形作る”

“土魔法Lv.19 岩を形作る”


こんな感じになった。夢中で魔法を使い続けていた結果、空の色が赤くなっていた。もう夕方だった。



翌日も特訓。

“テロリン”

“土魔法Lv.20”

さて、今度はどんな魔法かな?

“土魔法Lv.20 砂を飛ばす” 

なるほど、ここへきてやっと飛ばす系の魔法か。たぶんこの後は石を飛ばすが来ます^^。これで攻撃魔法が使えますな。身を守る手段ができると思うと、我、感激。


試しにやってみる。なんかかっこいい名前を付けてあげたい・・・ということで考えた結果

砂散弾サンドショット!”


我の目の前から一握りの砂が現れ、ちょいと先に広がっていった・・・攻撃というにはしょぼすぎる。目つぶしにするにしても不意打ちじゃないと使えない。ま、使い込めばどうにかなるか、どうせそのうちに石が出てくる。

本日の結果

“土魔法Lv.21 砂を遠くまで飛ばす、砂散弾サンドショット改”

“土魔法Lv.22 土を飛ばす、土散弾アースショット

“土魔法Lv.23 土を遠くに飛ばす、土散弾アースショット改”

“土魔法Lv.24 石を飛ばす、礫弾ストーンショット


石を飛ばすのはレベル24になってようやく出てきた。


土を飛ばすのは砂を飛ばすのとなにがちがうんだろか?意味がよくわかりませんな。石を飛ばすのは、どこかで練習してみよう。あの森の木でいいか。



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