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魔導士たちの夢跡  作者: 超常毎日
プロローグ
1/6

魔導士の折翼

 夢。それは人間の脳が活動休止させたときに見せる幻影。


 それは内容によっては色々な名前がついている。


 夢で見た光景が現実に起こったり現れたりする正夢であったり、未来に起こる危機を教える予知夢。


 自身が殺されるかのような内容である悪夢も例外ではない。


 夢の種類は多々あるが、悪い内容のそれを総まとめして悪夢と言い、良い内容は良夢の2種類に大きく分類される。


 ただ、夢は自分の脳味噌が見せているものではなく自分以外の何者かが見せているとしたらどうだろう。


 少なくとも今の常人達は寸分も信じたりしないだろうし、現代脳科学では当たり前のこととして話が通っている。


 しかし、実際として人間の夢の中に入り込む“パブロン”という者たちがその場で一人の少年の睡眠を狙って今か今かと“侵入”の機会を窺っている。


 そして、完全に睡眠状態に入ったことを確認し、


「行くぞ」


 次元を超え“侵入”をした。


 だが、“パブロン”を狙い逮捕する警察“ラングリー”の1人、神田由佳莉もそれを逃さずすぐに後を追う。


「あなたたち止まりなさい‼ こちら“ラングリー”よ。個人空間への干渉によりあなた達二人は逮捕よ‼」


 由佳莉は威勢よく目の前のフードを被ったいかにも怪しい男2人に、圧をかけていく。


「兄貴、ここは俺がやります」


「いや、せっかくだ。アイツが作った新兵器を使ってみるとしよう」


 兄貴と呼ばれた男は、全身を覆うようなコートのポケットから指輪のようなものをつける。


「何をしても無駄よ。さあ、おとなしく武装を解除しなさい‼」


「へへっ、嬢ちゃん。アバヨ」


 男は優花との間合いを一瞬で詰め、指輪の部分を軽く腹部にあてつけられる。


 すると、その指輪は一瞬で優花の全身を魔法陣で覆う。


 そして、それは一気に縮小されあっけなく消えてしまった。


 ただし、由佳莉とともに。


「兄貴、これは成功ですね‼」


「いや、あの娘ギリギリのところで強制離脱しやがった。なかなか出来る魔導士だったんだろうな」


「まあ、魔法陣が発動してたしきっと成功ですよ‼ だからもう会うことはないから大丈夫なはずです‼ なんたってその指輪の効果は二度と個人空間に入ってこれない“魔導士の折翼”ですし‼」








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