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無気力系男子の異世界転移  作者: しゅーの
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プロローグ

 自己紹介をしよう。

 俺は、萩谷。高校生だ。

地元のそこそこ良いとこの学校に通ってる。


 俺のことを分かりやすく言い表すなら、あれだ、言うなれば無気力男子。多分一クラスに一人位居る奴。

 やる気スイッチどこにあんのかよく分かんない奴。

 

 まぁ、そんな俺でもやる気を無理やりでも出さなきゃいけない時があるわけでして。

 

 …死にそうである。

何故かだって?あぁ、教えてやろうとも、とっても腹が減ってるんだよ。


 …まぁ、本当に死ぬ訳じゃないのはわかっていても、すぐ言いたくなっちゃう事、あるだろ?分かるだろ?


「なんか食い物無いもんかなぁ。」


 さっきからずっとこの森?を歩いている。さっきからというか3時間弱は歩いている。しかし、食べられそうな物は未だに発見できていないのが現実というモノである。


 正直きつい。育ち盛りな高校生の俺には早急な食糧調達が求められるだろう。

 

 …人って食べ物無しでどのくらい生きられるのだったか考えを巡らせながら、また少し歩く事しばし。


「…。」


今なんか見えた。果物か?あれ。


 こうも食糧が見つからないもんだから幻覚かな?とか疑ってしまった。


 覚束無い足どりでそこまで行くと、大木に色とりどりの果物がいっぱい生っているようだった。


 俺は、熟して落ちたのであろう赤く染まった果実を拾って、口いっぱいに頬張った。



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