(2-2)
(差別表現はありますが、著者の執筆意図には差別はありません)
「さすが、佐倉さんは、常に賢明なお考えでいらっしゃいますね」
「そうだろう。俺は常に現実的だし、物事を正しく捕らえることのできる唯一の政治家、政治活動家だな。俺以外に日本の政治支配者として優秀なものはいないよ。俺はやっぱり日本一だな」
「ごもっともです」
「グハハハハハ。やっぱり、おれのすごさがわかるかね?不座君。おれのすごさがわかるというのも、君、一つの才能だよ。パヨクは俺のこと、単にヘイト豚とかぬかしやがる。ただの豚ならまだわかるけどね。俺はBMIは軽く40越えているからな。」
「ご、ご健康にはお気をつけください」
「いや、かまわんよ。BMIなんか40越えたって、全然いいしな。それよりも、他にもコメントあるんか?」
「あ、はい。2つ目のコメント紹介します。え~と、このようなものでした。
『韓国のやらしいとこが描けてる。韓国はほんと調子に乗ってるよな。竹島を自分の領土だとぬかす。なめとる。』
『陛下を勝手に持ち出すなよ!陛下はヘイトが大嫌いだぜ。キャラクター的に!』
以上です」
「うむ、あいかわらず、クズ野郎だな。しかし、俺にとっては本当にいい。ますます優先党党首として、政治家としての自信がついていくな。大衆は軽くてパーがいい。
韓国がやらしいかどうかなんて、結局俺たちにとってどうでもいい。結局国家なんか、どこだってやらしいだろ。あたり前じゃないか。どこの国家だって、生存をかけて戦ってるんだから。韓国以外の国家を知らんのか、そいつは。知らんのだろうな。ネトウヨはアホニートだから。
竹島は日本の領土だよ。しかし本当はそれもこだわる必要のないことなんだな。竹島問題は、日韓それぞれに利点があるんだよ。東京政府にとっては、反韓を助長するため、ソウル政府にとっては、反日を助長するためだ。それぞれの政府が国民を外国に向けさせることによって、自国政府への怒りの矛先をそらせることができるし、戦争準備もできる。戦争するためには戦意高揚も必要だし、徴兵も必要だし、重税も必要だ。反日、反韓をスローガンにすれば、国民から反発もなく、それらの戦争準備もスムーズにやれるだろ。
頭軽くてパーなやつばっかりだったら、たやすく戦争やれるからいいんだよ。日本人に戦争やらせろ。んで、戦争で日本人殺せばいい。ただ党員の前や国民の前では、韓国に敵愾心を燃えさせるようにいうんだ。ここのに二枚舌を使いわけられるのが政治家が政治家たる所以だよ。
戦争反対とか、日本人を戦争から護れとかいうような奴には、反日極左、パヨクといっとりゃ、ごまかせるし、事は済む。それがアホの日本国民だ。
え~っと、次はなにだった?」
「天皇はヘイトスピーチを嫌っているという指摘についてです」
「あ、あ~。まぁ、バカのネトウヨのほざきそうなことだな。なにが嫌ってるだよ。陛下がヘイトを嫌っていようといまいと関係ないんだよ。陛下は立憲君主だ。政治について好き嫌い言える立場にない!
おれはアウシュビッツ施設を新大久保に建設する野望をもっている。もちろん、その施設ができれば、天皇皇后両陛下にもお越しいただこうと思っているし、ミンチ作業の場面も昼ご飯を召し上がられる直前に、白衣の衛生服をお召しいただいて、近くで見ていただこうと思っている。食欲なくなったり、吐くことはないと思うけどさ。
それにそもそもなんだ?陛下がヘイトを嫌ってるとなれば、陛下がまさか反日極左だとか、パヨクだとかっていうんかい?まさか。
それとも陛下が韓国人だというんかい?確かに明仁君は韓国ゆかり発言をしたのは確かだ。しかし政治の実権はこの俺様佐倉真が握るのであって、明仁君ではないのだ。あくまで明仁君には、俺様の権力の威光を効かせるための政治的道具だ。玩具だ。傀儡だ。それだから天皇制は約1,000年ももってきたんじゃないか。
日本の歴史も知らんのか。アホネトウヨ、ニートネトウヨ。クズだな。しかし一票はもってるだろう。やつらからでも選挙のときには票をもらうように仕向けとかんとなぁ」