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音楽で乙女は救えない  作者: ナツ
ルート:紅
141/161

33.小旅行(後編)

 「そんな落ち込まんと」

 「そうよ。ぬいぐるみなんて可愛いもんじゃない。性的な本が見つかったわけじゃなし」

 「ブッ!!」


 大浴場というよりちょっとした室内プールのようなお風呂で、栞ちゃんと美登里ちゃんが口々に慰めてくれました。美登里ちゃんの最後の過激な台詞には流石の栞ちゃんも突っ込めずに噴いてたけど、うん。お気遣いありがとう。性的な本か……それよりは何万倍もましだな。


 「そうだよね。大したことじゃないよね」


 溜息を堪え、こっくり頷いてみせる。

 浴槽淵には二段の段差があって、深い方に座るとちょうど胸の上までお湯がきた。大きな一枚ガラスの窓からは中庭を見渡せるようになっている。真空ガラスなのか全く結露していないのもすごい。

 ピカピカに磨き上げられたガラス窓越しに見事なイングリッシュガーデンを眺めながら、なんとか気分を変えようと目を瞬かせた。


 紅があんなに大人っぽくなかったら、私ももっと普通に振るまえたんだって~。自分の方がお姉さんだと思っていただけにダメージが大きいというか何というか。立場逆転ですよ。下克上はつらい。


 「大丈夫よ、真白ちゃん。紅が変な風に思うはずないわ。むしろ可愛いなってキュンときてたんじゃない?」

 「可愛いって。そういうキャラじゃないじゃん、私」

 「え……むしろどんなキャラやと思っとったん? あんたが可愛いキャラちゃうんやったら、うちは何なんよ。この子こわいわ!」


 栞ちゃんが怒ったような口調で言うので、そう思うことに決めた。

 やだ、彼氏にクマたん見られちゃった。ましろ、恥ずかしいっ、なーんて。――――ぎゃああ、全身鳥肌立ったわ!


 「間違った方向に捉えてるわね、この顔」

 「ええ。でもどうにも出来ないわね」


 美登里ちゃんと紺ちゃんが顔を見合わせて、聞えよがしにひそひそ話すもんだから力が抜けた。

 まあ、いっか。元来の負けず嫌いがむっくり蘇ってくる。紅よ。笑いたければ笑うがいいさ。そんな女を好きになったお前も同レベルだ!

 その後4人で並んで背中を流しっこをしたり、盛大に泡立てた髪をぐるぐる巻きにして「みて、ソフトクリーム」なんて言い合ってるうちに、あっと言う間に時間は過ぎた。指先まで皺くちゃにふやけちゃいました。

 

 

 母さんから預かったパジャマのプレゼントは、予想通り紺ちゃんを大喜びさせた。


 「わあ、本当に嬉しい! どうしよう、しかも真白ちゃんとお揃いなんて」


 紺ちゃんのびっしりとした睫毛に取り囲まれた瞳が、みるみるうちに潤んでいく。お風呂上がりの濡れ髪と相まって、それはもう言葉では言い表せない程の愛らしさですよ!

 

 「ちょっと早いけどね。私からの分は、ちゃんと別で渡すから」

 「そうそう、三人で買いに行こうって話してたのよね」

 「美登里ちゃん、なんでバラすん。当日まで秘密にしとこなって言うたやんか」

 「あっ……ごめん、シオリ」


 しまった、という顔をしてしょんぼり眉を下げる美登里ちゃんは小さな子供みたい。


 「もう、ほんまにこの子は。キツイ言い方に聞こえたかもやけど、怒ってはないよ?」


 よしよし、とそんな美登里ちゃんの頭を撫でる栞ちゃん。

 ぱあっと明るい表情に変わった美登里ちゃんが、すかさず栞ちゃんに抱きつこうとしたんだけど、彼女は素早く半歩横にずれてハグをかわした。いつまでもやられっぱなしじゃないところが格好良い。


 「なんで逃げるの~」

 「いやや、恥ずかしいっ」


 何だかんだと大騒ぎになるのは仕方ない。仲良しメンバーでのお泊まりという新鮮なシチュエーションに、みんなが浮き立っている。パジャマパーティみたいだね、とはしゃぎながら着替えを終え、リビングに向かうことにした。


 

 リビングには同じくリラックスウェアに着替えた男子組がすでに来ていた。3人してチェス盤を覗き込んでいる。上代くんに紅がルールを教えつつ、蒼と対戦していたみたい。

 いつもと服装が違うだけで、印象ってガラリと変わっちゃうもんだね。薄手のスウェットの上下にゆったりしたパーカーを羽織り、すっかりくつろいだ様子の彼らからは、そこはかとない色気が漂ってる気がする。蒼の袖は少し長く、指先は半分隠れていた。萌え袖! あざとい!


 「長かったなあ、自分ら。のぼせへんかったか?」


 上代くんが真っ先に気づいて声をあげると、紅と蒼も私たちの方を振り向いた。紅の視線が私で止まる。


 「もう機嫌は治ったの?」

 「はい。すみませんでした」


 微かな笑みを含んだ紅の問いかけに、思わず敬語で答えてしまった。

 夕食の時は、まともに顔が見られなかったんだよね。せっかく紅が謝って話しかけてくれたのに、終始黙りこくってた私がどう考えても悪い。ああ、主導権よさようなら。


 「見て、紅! 真白ちゃんのご両親から誕生日プレゼントにパジャマを頂いたの」


 ご機嫌な紺ちゃんが両手を広げて、おろしたてのパジャマを披露する。その場でくるり、と一回転したのでワンピースの裾がふんわり広がった。


 「よく似合ってる。良かったな、紺」

 「ふふっ」


 嬉しそうな紺ちゃんに私までほっぺが緩んでしまいました。

 もっと沢山笑って欲しい。今まで一人で苦しんだ分、めいっぱい毎日を楽しんで欲しい。その為なら私は何だって出来る。


 「いやあ、眼福やなあ。女の子のパジャマ姿って、無防備でなんや可愛らしいわ」

 「どうせうち以外は、やろ?」


 上代くんが褒めた途端、すかさず栞ちゃんが突っ込んだ。ここまではお馴染みの流れだ。いつもだったら上代くんは『よう分かってるやないか』とか何とか答えて、気心の知れた栞ちゃんにどつかれてる。


 「いや、シオもその……なんや」


 ところが珍しく言い淀んだ上代くんに、栞ちゃんを除いた女子勢が息を呑んだ。

 おおっと。これは旅先マジック発動ですか!? 栞ちゃんも上代くんにつられて赤くなってるよ! 美登里ちゃんまでがワクワクした表情を隠そうともせず、ぎゅっと拳を握り締めた。


 「――なんでもない」


 はあ、と一斉に落胆のため息が漏れる。

 紅は苦笑いを浮かべ、渋い顔になった上代くんを眺めた。何も言わないのが紅なりの優しさですか。


 「へたれ」


 ところが蒼がまったく遠慮せずに的確な一言を投げつけたもんだから、上代くんは「城山、容赦なさすぎやろ!」とテーブルに突っ伏した。

 


 それから全員でひとしきりトランプをして遊んだ。

 私はポーカーでもババ抜きでも七並べでも、ボロ負けしました。何度やっても同じだったので、非常に悔しかった。


 「ああ、また負けちゃった! もう一回! もう一回だけやろうよ」

 「このしつこさが、真白無双の秘訣なんやろな」


 呆れたように栞ちゃんが遠い目になる。蒼はすっかりむきになってしまった私に微笑みかけると、こう言った。


 「何回やっても同じだよ。すぐ顔に出るから、真白はカードゲーム全般に向いてない」

 「くっ、くっそおおお! なんなの、そのドヤ顔!」

 「こら。くそとか言わない」


 紅にまで窘められ、ぐっと奥歯を噛み締める。

 私と彼らのやり取りを見ていた紺ちゃんは、おかしくてたまらないというように笑い転げた。

 紺ちゃんの鈴の鳴るような笑い声のおかげで、私の中の黒い悪魔はようやく浄化されました。その名の通りのポーカーフェイスで勝ち続ける紅と蒼に対し、抱いてはならない感情が湧いてくるところだったよ。妬みという名のドス黒い感情がな!


 私が諦めたので、そこからは水沢さんが「そろそろ、いい時間ですよ」と知らせにくるまでお喋りを楽しんだ。そしてその瞬間まで、今日一度もピアノに触ってないことに気づかなかった私は、亜由美先生に処刑されるに違いない。


 「うわっ! 素で忘れてたよ……。紺ちゃんもだよね。上代くん、練習した?」

 「ああ。シャワー浴びたあと30分くらいやけどな」


 広々とした音楽室にはスタインウェイが二台置いてある。

 そこで軽くスケールと練習曲で指を馴らした、という上代くんの言葉に、文字通りがっくり膝をついた。


 「どうしよう。今からじゃ遅いし」


 柱時計を見ると、もうすぐ短い針が22時を指そうとしている。

 別荘周辺に人家はないが、離れに佐藤さん御夫妻がいるし、きっともう就寝しているだろう。大人数の来客の為に部屋を整え、ご馳走を作ってくれた照子さん達に迷惑をかけるのは嫌だ。


 「あそこは完全防音なんだし、あと一時間くらい大丈夫よ。どうしても気になるなら、弱音ペダルマフラーを踏んだら?」

 「そうかな。離れにまで聞こえちゃわないかな」

 「それはないでしょ」


 美登里ちゃんの優しい申し出に甘え、さっそく音楽室に移動することにする。紺ちゃんも誘ったんだけど「私はいいわ」とあっさり断られてしまった。え、いいの?


 「一日でも休むと指がなまるよ?」

 「そうね。でも、もういいの」


 サバサバとしたその言い方に、何かが引っかかる。だけど有無を言わせないきっぱりとした口調に、私は黙るしかなかった。

 明日からは気を付けよう、と心に刻みながら皆に向き直る。


 「じゃあ、これで解散だね」

 「うん。また明日ね」

 「おやすみー」


 口々に言いながら、一人、また一人とリビングを出て行く。最後に残ったのは私と紅と水沢さんだった。


 「ピアノを弾くなら俺も聞きたいな。だめ?」

 「えっと……」


 紅の申し出に、一瞬思考が停止した。

 そういえば今日は一日中誰かと一緒だったっけ。プレゼント用の寸法を計らせてもらいたいって話もまだしてないし、紅と音楽室に行った方がいいのかな。でもかなり、遅い時間になっちゃってる。迷った挙句、伺うように水沢さんを見てしまった。


 「いいえ、紅様。今日はもうお控え下さいませ」


 水沢さんはきっぱりと首を振った。

 紅もそれ以上は言い募らず「分かった」と頷く。


 「早めに切り上げて、ちゃんと休めよ」

 「うん。紅もね」


 去り際、きゅっと左手を握られた。水沢さんは気づかない振りで、電気を消しにいってくれる。


 「ましろ」

 「はい!」


 びっくりして声が裏返ってしまいました。紅に握られた指先が、痺れたみたいに熱い。


 「おやすみ」

 「う、うん。おやすみなさい」


 たったそれだけのことなのに、カーッと頬が熱くなるのが分かった。

 紅といるとドキドキする。そしてそれは、加速するみたいにどんどん酷くなってる気がする。前はこんなんじゃなかった。自分で自分が怖くなる。

 私はもっと冷静で、紅のことも「大好きな人だけど困ったちゃんでもある」という認識で捉えていた。こんな風に圧倒されてどう振る舞えばいいか分からなくなる、みたいな事はなかったのに。


 「いいな、やっぱり。……来てよかった」


 満足げに呟き、紅は私を音楽室の前まで送り届けた後、自分の部屋へと上がっていった。同じ建物内なのに目的の部屋までエスコートするとか、お前はヨーロッパ貴族か!

 よろよろと音楽室に入り、きちんと準備されてあったスタインウェイの前に座る。

 いつものように手を乗せれば、決まった動きを指がトレースしていく。長い時間をかけ、私は自分の手指を訓練してきた。だからこんなに心がふわふわしてる時でも、鍵盤の音を外すことはない。


 ――『いつか何もかもどうでもよくなるくらいの恋でもすれば、ましろちゃんも自分の殻を破れるのかしらね』


 ずいぶん前に、亜由美先生に言われた言葉を唐突に思い出した。

 先生。私も、そんな恋に落ちちゃったんでしょうか。


 『だからといって、練習を忘れるなんて頂けないわね』

 「ですよね!」


 ひんやりした先生の硬い声が耳の奥を打つ。私の脳内のエア亜由美先生は、本物よりも厳しいのだ。慌ててしゃきんと背筋を伸ばし、鍵盤に意識を集中させた。



◇◇◇◇◇◇◇




 次の日の午前中は、近くの遊歩道まで歩いて行って、みんなで色づいた紅葉を眺めることになった。いわゆる紅葉狩りです。そこでリスを見かけましたよ、リス! 大興奮の私と紺ちゃんは手を繋いで小さなリスを追いかけた。栞ちゃんと美登里ちゃんは、どちらが綺麗な葉っぱを拾えるかで競争中。


 「走ると危ないぞ」

 「分かってるー」


 心配そうな声を上げる紅に後ろ手を振り、私達はザクザクと落ち葉を鳴らしながら駆けた。紺ちゃんの髪がリズミカルに揺れる。くっつきながら走ったせいで、私と紺ちゃんの髪はパシパシ当たった。

 しばらく行った先の突き当たりは滝になっていて、激しく泡立つ滝壺にちょこんと虹が架かっていた。

 

 「はぁ、はぁ。もうダメ。……こんなに走ったの、久しぶりかも」


 紺ちゃんが胸に手を当て、眩しそうに私を見上げる。


 「うん、私も! でも気持ちよかったね。リスはすぐに見失っちゃったけど」

 「そうだ、リスを追いかけてたんだったわね」


 何がそんなに楽しかったのか、後から考えたら分からないことってある。この時がまさにそれだった。

 紺ちゃんは満たされた笑顔を振りまきながら、私のすぐ隣に確かにいた。それっぽっちのことが、私を目が眩むほどの幸福に導いていたのだ。

 艶やかな茶色の髪だった。瞳は深い榛色。透き通るような肌で、瞳を伏せると長い睫毛が濃い影を落とした。


 「ねえ、真白ちゃん。私、すごーく幸せ!」


 心底そう思っている、と言わんばかりの弾んだ声は、深い木立がすぐに吸い込んでしまった。


 

 別荘に戻ると、テラスの前で佐藤さん御夫妻がバーベキューの準備を整えてくれていた。引率の先生よろしくつかず離れず見守っていた水沢さんも、その準備に加わる。

 何か手伝えることはないか聞いてみたけど、「では、焼けたものからどんどん召し上がって下さい」と照子さんに取り皿を押し付けられてしまいましたよ。

 好き嫌いの多い蒼の皿には、美登里ちゃんと上代くんが交互に野菜を入れていってる。それを蒼が片っ端から栞ちゃんの皿に移すものだから、栞ちゃんは大層お怒りでした。


 「いい年してピーマン食べられへんとか、恥ずかしいと思わんのか!」

 「思わない」

 「じゃあ今、思い!」


 紺ちゃんはハイキングで疲れたのか、ベンチチェアに凭れて温かな紅茶を啜っている。私と紅は、隣に並んでせっせとお肉を咀嚼した。


 「もういいのか?」

 「うん、だってかなり食べたよ。お腹いっぱいです」


 ご馳走様と手を合わせ、紅を見上げる。

 あ、そうだ。今がチャンスだ。

 

 「紅。この後、ちょっといい?」

 「いいよ」


 あっけなく頷いた紅は、何の用事かも聞いてこない。何となく肩透かしをくらった気分で後片付けを手伝い、それから紅の部屋へと向かった。紅は礼儀正しく、扉をすこし開けたままにして私の中に招き入れた。


 「で、なんだったの?」

 「寸法を計らせて欲しいな、と思いましてですね」


 誕生日プレゼントの為だとは口にしなかったのに、勘のいい紅はすぐ気づいたようだった。


 「いいよ。どうぞ」


 羽織っていたカーディガンを無造作に脱ぎ捨て、ベッドの上に放り投げる。なんてことはない仕草だったのに、心臓が大きく音を立てた。


 「よろしくお願いします」


 小さく呟きながら、ジャケットのポケットからメジャーを取り出す。


 「もしかして、ずっと持ち歩いてたの?」


 目顔でそれ、とメジャーを指され、私は耳まで赤くなってしまった。うわ、なんか恥ずかしい。すごく意気込んでる人みたい。……実際そうだけど。

 二人きりなのも、部屋が静かすぎるくらい静かなのも、紅の肩幅を計るのにうんと背伸びしなきゃいけないことも、意識すればきりがないくらい平常心を崩す要因になってる。


 「いつその時がくるか、分からなかったんだもん」

 「いつでも言ってくれて良かったのに」


 笑みの混じった紅の言葉がフッと空気を揺らす。

 私は心の中で素数を数えながら、メジャーを左肩から首の付け根経由で右肩まで伸ばした。平常心!

 同じくポケットに入れっぱなしにしていたミニノートに手早く数値を書き込む。袖丈、着丈まではまだ良かった。問題は、半胴だ。


 「では失礼しますねー」


 照れ隠しにお店の人みたいに言って、紅に抱きつくような格好でメジャーを回そうとした。

 瞬間、ぐっと抱き返される。


 「わあっ。ちょ、ちょっとやめてよ、測れないじゃない!」

 「何を作るのか知らないけど、俺の着てる服からも測れるって気づいてないの?」


 ――――ハッ! そうか、そうだよね。さっき紅が脱いだカーディガン。あれから測ればいいんじゃん!


 慌てて離れようともがく私の頭のてっぺんに、紅は軽くキスを落とした。


 「挑発されてるのかな? って少し期待したのに。残念」

 「違います」


 きっぱり否定したつもりだったのに、語尾が少し甘く伸びてしまう。自分の声に含まれた媚に気づき、そこらじゅうに穴を掘りくり返したくなりました。うわあああ。もう勘弁して下さい。


 「……まさか、今更俺を意識し始めた、とか言わないよな」

 「…………」


 紅は盛大な溜息をつき、私のほっぺをぐに、と引っ張った。


 「ひはいれす(痛いです)」

 「ちょっとは反省しろ」

 「ふぁい」



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