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いちごパフェ

練習作2号

女の子「ねぇ。私このカップル専用デラックスいちごパフェが食べたいわ!店員さん、この『カップル専用』いちごパフェを一つください」

可愛らしい少女が大きな声で叫ぶ



その我儘を聞き、彼氏らしき少年がため息混じりに答える

男の子「いちごパフェよりも、こっちの期間限定抹茶パフェの方が美味しそうじゃない?」



少年は女性の店員をチラチラと気まずそうに見ながら恥ずかしそうに答える

どうやら変な子だと思われたく無いらしい



女の子「嫌!私いちごパフェが食べたいの!」

しかし少女に譲る意思は全くない

少年は彼女のそんなところを以前と同じく可愛らしいと思った



男の子「わかった。店員さんこのカップル限定いちごパフェをひとつください」

店員がじっと怪訝(けげん)そうな顔をしながらこのやり取りを見ていた


いや、正確にはその独り言を聞いていた



この店員には、席に中学生が一人しか座っていないように見えていた

席に座っている幽霊(もう一人)が見えていなかった




少し間を置いてから店員が応じた

店員「大変申し上げにくいのですが、こちらの商品はカップルで来店してくださった方限定メニューになっておりまして・・・」

男の子「本当に申し訳ありません。わかっているのですが、そこをどうにかできませんか?」

少年は全力で謝りながらも、彼女の我儘に答えるために勇気を振り絞る

女の子「だめ・・・ですか?」

少女が上目遣いで懇願する



店員「・・・・・・。わかりました。今日だけ特別に私とカップルということにしましょう。」

男の子「ありがとうございます!本当に!」

女の子「やったー!!!!」

店員「今日だけですからね。それではカップル専用デラックスいちごパフェをおひとつでよろしいでしょうか?」

店員が優しい笑顔で対応してくれた。



少女は全力で頭を縦に振っている

それを見て少年が礼儀正しく答えた

男の子「はい。お願いします」




数分後いちごパフェが二人の席に運ばれてきた

それを少女は一人で完食した・・・・。




少年は少女が生きているということに、まだ気づいてはいない

少年は自分がもう死んでしまったという事実に、まだ気づいてはいない

書けたらいいな。過去編。


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― 新着の感想 ―
星ノ光ちゃん、これは小説やない。ト書きやないか。 ちゃんと小説を勉強しなされ(*^-^*)
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