9 第4魔将との対決
グレーデビルとの戦いは、ロイドの活躍もあり比較的簡単に終わった。拠点が拡大した。
9 第4魔将との対決
ロイドはタイミングを伺った。ロイドは沢山の魔法をマリエールから受けた。貫通魔法も他の人の倍貰った。ロイドは人と協調することが難しい。だから特殊任務に向いている。一人きりの試練だ。ロイドはグレーデビルの眉間に全力の貫通魔法をみまった。血は出たが死には至らなかったようだ。グレーデビルは立ち上がり。
「誰だ。」
と叫んだ。
火薬玉を幾つか風魔法で運び火魔法で爆発させた。グレーデビル以外は死んだようだ。場所を変えた。グレーデビルがロイドが元いた所に魔法を放った。ロイドは貫通魔法を放っては場所を変えた。左目や鼻口に貫通魔法を放つ。グレーデビルも魔法を放つ。危ない場面もあった。出来れば右目も潰したいがそこまでのコントロールはない。そろそろ魔力が尽きそうだ。
グレーデビルは死にそうだ。魔獣の統制が出来ない。魔王城に帰っても自分の居場所はないだろう。前に進んで戦うだけだ。近くにいたロイドがマリエールに念話を送った。
マリエール達は魔獣を狩り尽くして回収作業と8つ目の拠点作りにせいをたしていた。ロイドからの連絡でマリエールは備えた。間も無くグレーデビルは現れた。満身創痍だ。全力で葬ってやろう。マリエールは貫通魔法でグレーデビルを葬った。
マリエール達は8つ目の拠点を作ると同時に火薬玉で魔王城や城壁の破壊をした。溢れ出した魔獣は殲滅した。ロイドに魔王暗殺の指示をした。
魔王は地下の部屋に居る。大勢の魔人達に囲まれている。魔王城の魔獣達は統制が取れてないらしい。統制を取るべき魔人や魔王がここに籠っていては統制が取れる理由がない。魔獣達は、火薬玉で死んだり、討伐されたり、逃げ出した。9つ目の拠点を作り、魔王城は壊滅状態だ。地下の部屋だけに魔王や魔人がいる。この部屋をどう攻めるかが現在の問題だ。よってロイドに魔王の暗殺命令が出た。ロイドにとって魔王に接近することは難しくない。壁抜けの魔法が使えるからだ。魔王の回りには何人もの魔人がいる。一応に憔悴しきった表情だ。暗殺のチャンスはありそうだ。魔王の正面に立ち渾身の貫通魔法を放った。
「わぁー。」
と言う声が聞こえた。火薬玉を大量に出して風魔法で運び、火魔法で爆発させた。場所を変え貫通魔法を放った。魔王や魔人達が魔法を放ったが見当違いだ。魔王は前戦った魔将より強いが、マリエールが倒せない相手ではない。今日の所はマリエールの所へ戻ろう。ロイドはマリエールの所に戻って報告した。マリエールはニコライを交え検討した。
「相手は魔王と火薬玉で死なない魔人10体か。マリエール様一人では不安だな。」
そう呟くニコライ、
「あの部屋で戦うとすると、10人ぐらいしか入れないと思う。壁を壊して広げるなら可能かも知れないけど。」
ロイドは言う。結局ロイドが壁を壊す事になった。一日おきに魔王暗殺と壁壊しをする事になった。
マリエールは突撃隊30人と打ち合わせや練習をした。作戦では貫通魔法を最大限にしてマリエールは魔王を突撃隊は魔人を討伐する事にした。
魔王城の火薬玉攻撃など様々な攻撃で、魔王城の地下の部屋に魔王と魔人10人を残しただけになった。