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村井月子(むらいつきこ)の章
1 序章 (村井月子の始まり)
わたしこと 村井月子は
自称ではあるが この北高校の
女子探偵なのである。
学年は2年 クラスは1組。
わたしの今の目標は この北高校に
伝わるという 学園七不思議を 探して
解き明かし 学園七不思議を
おおやけの場に 公表すること。
だが しかし まだ1つとして
七不思議を 解き明かしては
いないのである。
だからして 今は 探偵とは言っても
自称なのである。
まだ この北高校中では 探偵の依頼は
数少なく もっぱら便利屋みたいなことをして
わたしの推理力を 磨いているのでした。
まだまだ未熟な わたしだけど
必ず学園七不思議を 解き明かしと
心の内で 燃えている わたしがいるのです。
まあ探偵に なろうというきっかけは
わたしが 小学生だったときに
助けてくれた人が 名探偵だったということが
あったからなのです。
まだ 高校2年になって 半月しかたっていない
4月の中旬の わたしの気持ちなのでした。
あと 昨日の4月15日に 17才に
なったばかりの 自称女子探偵な
わたしでした。