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何でも屋5  作者: 風雷
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何でも屋5 外伝4 エフェル・グリフォード

 彼との出会いは、訓練生時代に教官として務めた時でした。そこでシュヴァルやイルダともそこで初めて顔を合わせましたね。

 エフェルは当時から小銃類の武器の腕前がそこまで良くはなく、しかし、刀剣の、特に刀の扱いに関してはずば抜けていました。様々な兵器が生み出されている中で、それしか使えないのは不安でしたが、彼の剣術の腕があればそんな気持ちも払拭してくれました。

 そして、訓練が終わってから暫くして、私にも本格的な部隊を任され、その中にはエフェル達三人も入っていました。この隊員達とならこれから渡り歩く数々の戦場を生き抜いて行ける、そんな事を思ったのを覚えています。

 その直感は当たり、大きな犠牲も出さずに戦果を上げて行きました。その後、デルバドやルネリッサが加入し、更に躍進していきましたね。ただ、それもあの戦いまででしたが……。

 思えばあの後から、エフェルは笑わなくなったような気がします。出会った頃は、子供らしく笑っていたのに……。

 しかし、この戦いが終われば、きっと、何もかも戻る。それまで、あと少し、付き合って下さい。

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