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るう子の雑記帳

うろ覚えでやってしまえ! 青池保子さん

作者: 工藤るう子


 「エロイカより愛を込めて」が有名だと思うんですけどね。宝塚でも歌劇~じゃないか。「アル カサル~王城」と「エル アルコン」だったかな? 歌劇になったのって。「エロイカ~」は昔、ドイツでドラマになったとかなるとか耳に入ってきたんだけど、どうだったんだろう?


 出会いは月刊プリンセスのコミックス。

 それが「イブの息子たち」じゃなくって「ミリアムブルーの湖」だったり。男女の恋愛ものだったと思うんですが。正直もう内容は覚えていないんですよね。覚えているのはヒロインがワンピースなのにスッゴク大股でばっさばっさと衣擦れの音がしそうなほどの勢いで歩いているシーンだけ。


 「イブの息子たち」は、多分、左手首に皹をいれた私が通った接骨院の待合所。月刊プリンセスがあったんですよね。こんな少女雑誌あるんだ~って初体験。だって当時知ってたのはなかよしリボンマーガレットでしたから。正直その時惹かれたのは「悪魔の花嫁」Byあしべゆうほだったりしたんですが。


 それからどれだけか経ってプリンセスの増刊号、ビバプリンセスっていう多分季刊雑誌が出版されまして。少女漫画誌にしては分厚い雑誌でしたが。全編読み切りオンリー。そこに「エロイカより愛を込めて」1話目が掲載されていたんですよね。1話目は怪盗エロイカことドリアン レッド グローリア伯爵メインで少佐ことクラウス ハインツ フォン デム エーベルバッハは影も形もなかったんですけどね。既に倒錯してましたけど。伯爵がゲイ設定で取り巻きみんな美青年で、とある青年と美術品を狙って~ってな感じの話でしたから。途中で出てきた少佐が好きでね。唐変木のNATO将校なんですけどね。このお陰で北大西洋条約機構は覚えましたね。あと当時ソ連のKGBはどうしてもカーゲーベーって発音してしまいます。

 全39巻かな? 途中で東西ドイツ統合やソ連邦崩壊とかあって止まったりしつつ。少佐が主人公の「魔弾の射手」や部下でペーペーのZ(ツェット)君が主人公の花とゆめコミックスとかありますけどね。

 年取って読み直すと少佐の上司の情報部の部長さんが妙にかわいい。

 伯爵の部下のボーナム君もかわいいけどね。そういえばあれだけいた取り巻きどこにいった? とか思ったりもしますが。

 個人的に伯爵は攻めだと思ってますけどね。で、少佐にほれてるあたりでまぁー推して知ってください。少佐にその気はまるっきりないので楽しいのよ。


 「エル アルコン」はセブンティーンコミックスにある話の敵側が主人公の話。「七つの海七つの空」だったかな? あやふや。海賊とスペインに内通している海軍将校の貴族の話。無敵艦隊~ネルソン提督の辺りの時代のはなしだったかな。「エル~」は敵だけあってラストは死んじゃうんですけどね。結婚してないくせにいつの間にか上の少佐のご先祖さま設定になっている。


 「アル カサル」は中世カスティリアが舞台の歴史物。ドン ペドロが主人公。個人的に好きなのがコルドバの騎士じゃないほうのマルティン ロペス(だったはず)。王の処刑人。最後まで王家を護るひと。こういうタイプに弱いらしいね私って。


 「修道士ファルコ」はほんの少しペドロ王が登場する換骨奪胎の中世ドイツが舞台の修道院物語。主人公がトンスラ禁じられている理由に爆笑もの。楽しいのよこれ。


 上の換骨奪胎がが同じく中世ドイツが舞台の「ケルン市警オド」。後の修道士オドの前職? の話。これもなかなか楽しくってね。


 他にも色々あるんだけど「エピタフ」とか「アクアマリン」「赤い屋根の家」←これちょっとタイトルがあやふや。


 ともあれ、色々楽しい話が多いです。

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― 新着の感想 ―
[一言]  なんか同類の匂いがしたのでちょっと寄ってみました。 けど語ると長くなるので足跡的な。  少佐は 「フォン・デム」 です。  私も少佐の特技が使えます。 技術の進歩とともに精度が落ちてきた…
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