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第二会場

・フライング・スカイ・ハイ!

簡潔批評:未来の青春スポーツもの

感想:時系列は未来だけど技術の一部が進歩しただけで殆どは現代と変わりないってところかな。まそれはさておき、レースの描写は細かくて好きです。ストーリー進捗的にも良い感じ。ただ個人的にはキャラクターの内面の描写が薄くてただの影響されやすい子っぽく読めちゃったから表情とかでもう少し強く感情を表した方が私の好みとしてはいいかなぁ、というところ。


・裏の少女はお年頃! 〜霧崎アリスは化粧水より血を浴びた事の多い人生に憤慨した〜

簡潔批評:キャラの頭数が足りない

感想:この作品の良さは伝わるんだけど"学園もの"の書き出しとしては絶対的に頭数が足りない。モブターゲットと主人公とクソババアの3人しか出てきてないからクラスメイトの描写が0。これだとどう妄想しようかも考えられない。行き道でおはよう!とか初めまして!のシーンまでやって終わりならよかったなーという感じ。そこさえ足りていれば結構良かったかな。まぁ人によるとは思うけど。終わり方は綺麗だし。なので悪いところはなかったです


・ケイヴトルーパーズ!! ~マルーイとハッカクの迷宮遡行大作戦~

簡潔批評:語り手視点の探検記

感想:よくある良作って感じ。読みやすい。キャラクターに深く感情移入させるってよりは映像を見せるって形の作風なので、やはり大衆向けなんじゃないかと。時系列の変化や内心の呟き、状況描写等々がよく合わさっていました。


・バロットの愛し方

簡潔批評:理解できるが理解できない

感想:全く悪い意味でなくて、私の思想だと『思考回路』はわかるが『出力結果』がよくわからんかった。ただそれだけです。同じような比喩を大きく使い回しているけど全くネタ切れ感がなくて逆にその比喩の深さを掘り下げていてそこは特に上手いと思う。というか描写の書き方が全体的に丁寧。私と思想が合わなかっただけで技術力だけなら高い(主観)。


・ソラは全てを知りたい

簡潔批評:にゃんこの冒険

感想:ネコの自分本位(?)的な行動を人間らしくしたらこうなるだろうなぁ、っていう文章。時間も自然に流れていくけどネコだしそんなこと気にしないだろうから文章の流れとしても気にならない。そして思ったのはソラの知能が高いなーって。人間並の知能を持っていると仮定して進めているから勿論なのだがソラがネコの手で頑張ってUSBを袋に入れているのを考えると結構可愛い。ご主人が何かされたのか空き巣にやられたのかなんなのかわからないがこの流れだと想定としては研究者かスパイか…なのかなぁ、ってところかな。


・水の星の願い人

簡潔批評:異星の表現がとても"らしい"。

感想:ほとんどが海の惑星ならどういう生態系や文化になるかな、と考えたときに確かにそうなるかもな、という組み立て方をしていて好き。そして全員が海気質(両方の側面)でここもまたよい。独自物品名もルビを振ってどのようなものかを説明、特に水券は海しかない世界ならかなり重要で、ちゃんと入れているのは好感。……しかし一つ気になったのは海しない惑星で人間が発生するのにはかなり厳しいのではないか。もしかして先祖は地球人かそれに類する知性体がいた?そうでもなければ真水を作る前に生物が陸上に上がれない気がする。あと最後にちょっと人魚気になってたけど出てこなかったのでかなりぶつ切り感があったところだけマイナス…かなぁ、ってところ。


・あん(☆)てん! ~安心・安全・テンセイ装置~

簡潔批評:もしかしなくても:1発ネタ

感想:なんというか芸人のコントを見ているような本文。悪いわけではないがストーリーとして見るとうすあじもいいところで、ほぼ無味無臭。あらすじは割とシリアス寄りなのにタイトルがアニメ調で本文がギャグまっしぐらなのがミスマッチ感しかない。これ以上は私が専門外なだけなので閉口します。とりあえず魔法陣の起動シークエンスは面白かったです。


・聖女と少女の優雅な逃走旅

簡潔批評:もしかしなくてもですよ。あなた勇者様では?

感想:魔法の詠唱が天使の名前なところがカッコ良い。厨二チックではあるが純粋に好き。しかも物語の進め方とかもかなーりスムーズ。物語としても節々に伏線ある感じなのに主人公の気質で「まぁいっか」と後回しにできるのが強い。かなり熟練してる人ではなかろうか…


・冴えないラノベの矯正法なおしかた

簡潔批評:やめてくれカカシそのネタは俺に効く

感想:ウグーーーーーーーッ!(今感想二回目)これは…割と効いたぞ…とネタはさておき、自作品転生(キャラが)というシチュはあまり見ないものの発想としてはかなりオーソドックス。自作品好き好き創作ジャンキーの私でもよくやるというか日常。それを物語に仕立て上げようとした作者の気概をまずは讃えたい。一応確認するけど作者にブーメランは刺さってないよね?で、中身の話に戻ると、主人公の創作意欲は本来自己満足のためであったのがその満足感を伸ばす為に『PVを伸ばす』ことを考え始めていつの間にか手段が目的になり自己顕示欲が満足感を覆い尽くそうとしてしまっている状況。私も軽く陥っていた時期があるのでかなーりわかる。この状況から物語的に逆転させるため、その作者()のキャラクターを現世に引っ張り出して作者に対してダメ出しさせたり怒ったりそして褒めたりするのは見ていて面白いと思う。やるのかな?…………でも私が読むと心にクリティカルヒットする気がするんだよなぁ。悲しいなぁ。あと感想長くてごめんね。


・ブラックパーティーを追放されたボクは、聖女様と背徳的な行為をすることにしました。

簡潔批評: ほー いいじゃないか こういうのでいいんだよこういうので

感想:自分が有能と理解しているが方向性と合わず追放されてソロってたら別のソロってる変態(変態)に絡まれてパーティ組んで旅する。私のかなーり好きな流れです。自分が有能と理解していない有能は本当に見ていて腹が立つので…とさておき。流れは個人的に完璧、メシの描写も腹が立つほど美味そう(く"わ"せ"ろ")、能力は理解してるのに変態の言葉は知らない無知シチュもよき。かなり私の偏食癖を突いてきた作品です…好き…


・罰の世界で虜囚はただ救いに焦がれる

簡潔批評:やめろや(爆笑しながら)

感想:マジでやめろや(腹を抱えて壁に手を突きながら笑い声を抑えきれずに)馬鹿かお前(ドのつくようなシリアスタイトルにあらすじなのに本文のルビで屈服にわからせを持ってきたところを指差しながら)やめろよほんと(使徒の名前がメスガキな事をツッコミながら)死んでまうやろ(笑いすぎて呼吸困難でぶっ倒れながら)正気か?(主人公が漢にわかされても良いと思ったところを読みながら)やっぱお前頭おかしいよ(表現技法かなり良いのに全てが逆に費やされた上私の笑いのツボを的確に突いてきたことに対して)絶対許せねえ(こんなの読んだら暫く他の作品で爆笑できないだろの意)


・クラスメイトの呪われ美少女藁田さんはどんな不幸な目にあっても天使のように微笑む

簡潔批評:嘘か真かその異能と呪いのぶつかり合いは?

感想:不幸を呪いと称した女に観測を異能と称した男。そのような描写は手を挙げたところでしか見えないので、私としてはカッコつけるための虚言に見えたが…実際どうなんですかね。かなり引っかかったけどそこは流して。不幸描写面白い。そうはならんやろっていう過度な不幸は一周回って力なんですよね…。それを持っている彼女は自分の人生を本当はどう思っているのか。そこが重要な焦点になりそうだなーというところ。


・サイバー閻魔帳

簡潔批評:ディストピアだ!ディストピアじゃないか!(広義)

感想:それ本当にディストピアか?と言われると違うけど広義ではディストピアってると思います。多分違う適した言葉があるでしょう。しらんけど。閻魔帳の明確な有用性を最初に示し実用例と使い方に"デメリット"を見せる事で世界観とともに主体となるものの説明をしたあとに例外をドッと出すのはいい作りだと思う。"ぅゎょぅι゛ょっょぃ(こわい)"になったけどなんなんだろう。バグなのかクラックなのか…


・きっとそれは

簡潔批評:一人しかいない社会での生活

感想:主人公が生きる気力を持って生きるための計画をスッと立てられているのがすごいなーというのは思った。体力つけて移動手段確保して食料確保して、と。管理する人がいないから食料腐ってしまってるのはとてもわかる。先に保存食くらいは確保しといてそのうちに自分で農業できるようにしないとヤバそう(こなみ)でも、人間はいなくなったとしても動物は残ってるんじゃない?と思った矢先の足跡。ごめんこれ肉球なのーとか言って実は猫でしたーみたいなことはないだろうから別の人間?何故残ったのかとか関連性とかが気になるところ。


・クラス丸ごと転移したら僕だけ病気になって死にました

簡潔批評:さてはナチュラルクズ…?

感想:主人公がモブを自称する割には内心呟きがクズ傾向にあるのがなんか引っかかる。でもまぁキャラクターの特徴のうち一つとして捉えるならアリかな。書き出しとしては個人的にはあんまり構成が良くないかな、というのは思った。第一話としてはいいと思うけど字数が足りてないし。もう少し一人語りを削ってささっと魔王軍の顔出しくらいまではしておいた方がいいかなぁと思ったりした。演出と描写のバランスって難しいから一概には言えないけどな…


・恋愛ゲームの攻略法

簡潔批評:とても読み難いが読み応えはある

感想:面白い面白くないはこの本文(の感想)において関係なくて、重要なのは何が書いてあるか。というのもわかめさんこの文章の書き手("私")の思考に心当たりがあって…創作に生存願望注ぎ込んで今でこそ生きてるけど読んでると割と心にくるものはある。というのが前半部分で、スーパーの場面にくると急に文章がごちゃっとし始めた。あの人の指示語が彼なので私は女、あの人は男?となったところで"〜関係性。"で人物説明終わりなのかな?そこで明確に切れてないから"回転〜"からの部分がよくわからなくなっていて、恐らく私とあの人は同じ水産部門で私は包装係、あの人は捌く係、叫んだのも私…と読み込めばわかるがかなーーーーーーり読みにくい。また、激励の文字もあの人が書いたのか同僚などが書いたのかもよくわからないのが読んでいて思った。もしかしたら私の読解力不足かもしれない。ごめん。


・僕の彼女はシングルマザー

簡潔批評:主人公君には切に頑張って欲しい。

感想:とりあえず予防線を貼ると私は恋愛ものがよくわかりませんご了承ください。書き出しの構成として見るとあらすじと含めてよくできてるなーと思った。進め方とかキャラクターの出し方とか。で、惚れた女が捨てられていてでもその美しさと力強さに再び惚れた主人公君はよく決意したなと思うし他人事だけど尽力してほしいなーと。ありがちで折れてしまいそうなシチュなのに二人とも強い心持っててよきよき。


・騎士と魔女の愛は砕けない

簡潔批評:たしかに惚気だよさっさと爆発しろ

感想:爆発しろ(面白かったよ)アトリエで魔法バカスカ撃ってるんじゃないよ全く。色々長ったらしいこと書いてるけどまとめたら「お前の為に全て投げてきた」になるのやめてくれよ。エモの過多生産か?エモいシリアスが一周回って惚気ギャグに至るの一種の芸術じゃないのかな。精霊よくやった。


・武神八鳥伝

簡潔批評:ヘイワダッタノニナー

感想:文章構成としては読みやすいし面白いけどストーリーとして見ると進捗が薄くて最後の異変だけ。立ち上がりとするならば悪くないがやはりもう少し場面の先を見たかったなーというのが本音。でもそこを抜きにすればやはりよくできているのはよくできている。上位存在だけど人と仲良くしてる光景とかは見てて微笑ましいし人に対して優しいのとかもよい。なんかペットみたいってのは禁句だけど…玄游君の動くところ声付きで見たいなぁ


・ヴィラン

簡潔批評:フィクションですよね、ね?

感想:母親ちゃんと子育てしなさいよホント。よくできる姉とできない妹。できないの度合いが相対的の域なのか絶対値でダメなのかがわからないが親が子に対して自身の思う最良を押し付けていくのは現代でもよく見るシチュ。昔がどうだったかは知らないが今は向いていないというか前時代的と言われても仕方ない。ぶっちゃけ弁当の下りなんて出るとこでたら虐待扱いだと思う。しかも学校でイジメも受けてるみたいだし……と思ったらあらすじで示された姉の殺傷事件。マジで何があった。その母親じゃないんかい。そうツッコミをしようと思ったが情報を見るに『血塗れ包丁所持』、『容疑を認めた』でまだ犯人確定してないのが読者的救い。真意がわからないのでただの分析になるけどこれ誰かに殺されてたのを包丁拾ってるところ見つかったとかじゃないのかな?何故警察に見つかったとか通報したの誰とか気になるけど。


・大奥侵入御免なすって!~密通成敗請負人・小夜参りやす!~

簡潔批評:男の娘カワイイヤッター!

感想:かわいいね。暗殺シーンの言葉回しとか細かいところに良さを感じる。別時間描写とセリフと説明とで空行入れてるのでわかりやすいのもよい。時代劇ってよりは江戸時代の忍者映画(互換:スパイ映画)に近そうかな。必殺仕事人は触れてないからなんとも言えないので閉口。依頼の真意は見えずとも関係性は見えるので十分想像できる範囲かな。かなーり気になる切り方でした。


・出戻り子爵令嬢の二度目のワルツ〜軍神公爵に愛されて、幸せになってもいいですか?〜

簡潔批評:幸せになっていいと思いまーす!

感想:最初の出だしが告白シーンで、転換した後はレッスン開始前まで。あらすじの通り結果が確定してる部分だけなので新しい進みはないが十分だと思う。細かい行動描写とかで心情が見えたりするので公爵かわいいとか思ったのは内緒。なんか私が評価するのも気がひけるなーって作品。恋愛もの専門外だし。よきよきのよき。


・現実世界の過酷さにメイドは癒しが欲しい ~ご主人様はリアルチートでした~

簡潔批評:ど う し て こ ん な こ と に な っ て い る ん で す か ?(現場猫)

感想:ツッコミ所としてリアルチートの内容がわからないというか何がどうして弾幕にカッターナイフ一本で耐えているのかお前はTRPGのキャンペーン完結キャラシかとか色々言いたいけど。けどさぁ。ツッコんだところでどうにもならないので〆。AIなのにパターン学習が極まりすぎて感情を得るってのはやはり王道。そのせいでオーバーフローしてしまってるのは笑うけどあり得なくはない。で、メール押したらサクッと気を失ったってので「今に至る」みたいな切り方してるのは綺麗にざく切りしたなーってところ。感情(?)に合わせてプリムまでへにょってるのはかなーりかわいい。多分義体用意してたんかな?よくわからんけど。一番ヤバいのってご主人様が病院服なことなんですよね……研究所にでもいたのか?


・王道楽土に住まいし黒き妖精は、白き妖華をこよなく愛す

簡潔批評:異世界工業物語だ!……え?ちがう?そんなー。

感想:タイトルが比喩まみれだけど意訳すると「異世界在住ダークエルフはケシが好き」ってことかな。ブリカスと同じことしてるけど実際倫理観度外視すればトップクラスに有益なのでそりゃそれで成り上がった側面もある王国は難色しか示さないよなーと思う。大日本帝国がもしも国民全体でこんな倫理観で勝ち続けてたらこうなったのかなーとかブリカスまだブリカスだったら近かっただろうなーとか思うくらいには清々しい程に外道かつ最適。結構好き。一つ惜しいところを挙げるなら他の国のレベルとか種族の詳細欲しかったかなーくらい。でもあんまり気にならないかな。


・退学だけは何卒

簡潔批評:反抗期には程が過ぎるぜよ。

感想:タワマン15階はそこそこの資産持ち。そこに推定一人暮らしなのは親が金持ちで家は貰ったけど一方的に嫌ってるか厄介物で放逐されたか、家出して一人で稼いで住んでるかのあたり。でも学校に来ないのあたりでちょっと闇が見えたのが謎い。かなーり謎い。本文の中での進捗としては厘だけど……おそらくこの作品の雰囲気ならこれが適してるのかなぁ。作風とかそういうのを総合的に考えた時、ちょっと冗長気味になってるけどキャラの味をよく出しているから差し引きプラスって感じ。


投票

1: ブラックパーティーを追放されたボクは、聖女様と背徳的な行為をすることにしました。

単純な好み

2:罰の世界で虜囚はただ救いに焦がれる

作者出てこい(この発想どっから出てきた???)

3:王道楽土に住まいし黒き妖精は、白き妖華をこよなく愛す

悩んだけど応援の気持ちも込めて。


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