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第一会場

・ 高一の夏は、一点限りの割れ物につき。

簡潔批評:綺麗な現実逃避

感想:描写が丁寧。割とこの一言に尽きる。なまじ期待に応えられる主人公はその期待に押し潰されそうになって、いやなった末にやった一つの凶行が悪魔に見つかって、共に堕落していく…ってのはよい。青春大体食えない私でも食えるくらいにはよい。


・感想、待ってます。

簡潔批評:感情喪失×感情察知とかどうすれば思いつくんですか

感想:うーんこの…うーん……よい……よいですね……主人公の主観的感覚描写は確かに相手の心を表すような表現になってんのが特に好き。ぶっちゃけタイトル一覧の時ネタかな?とか思ってすまんかった。確かにこれはこのタイトルが相応しいわ。


・AIにも愛を持てますか

簡潔批評:AI主観の前日譚

感想:最初に自分は人間ではなくAIなのだという大前提を入れている為、不自然な言動もAIならではの話し方と考えればまぁ…受け入れられなくはない。未来ってことはサイバーパンクなんですかね?それと現在のAIらしい子は心があるらしいけど過去のAIも持っている気がするんですが。でもまぁ開発者のうちの子限界オタク感はわかる。うちの子可愛いよね。


・つまはじきのボガート

簡潔批評:『成り代わり』共のお話

感想:コンセプトが良い。戦時技術を平和転用しようとした矢先のこの事件、続きが気になる。ストーリーとしてはうすあじというよりは本当に導入だけだが、世界観の補強が大きくて私としては大満足。しかもネウロイドの説明のすぐ後に急に場面転換してしまうんだから本当に青天の霹靂って感じがする。うまいなー、これ。


・無題(1-5)

簡潔批評:Undefined

感想:このタイトルを訳すならこうだろう。『未定義』。それを示す言葉は未だ無く、また見つけた本人は消えてしまった。しかも時間に恋するとか凄いお話。私もその演劇は見てみたくなったな。ストーリーとしちゃ痕跡を辿っていくのかな?想像してみたら現代から動かないタイムスリップものとかいう辺な言葉になったよ。


・さよならクソデカ自意識君。そしておかえりクソデカ自意識君。

簡潔批評:やめてくれカカシ その設定は私に効く

感想:ウグーーーーーーーーーッ!!!!(開幕10割KO)とネタはここまでにしておいてぶっちゃけ私にも心当たりしかない人格形成ですね。さよならとおかえりの部分がよくわからないが(徹頭徹尾変わった様子見えないし)、過去の回想(自己定義)の部分かね?で、ストーリーとしてはマジで起の部分であるから薄いものの前述の回想部分がキモであろうため掴みとしてはいいんじゃないかな。良いと思います。


・電脳界の王国で

簡潔批評:個人的には面白いがうすあじ

感想:題材とかキャラの動き、依頼の流れなどはとてもよい。そして悪い点もそうそう見当たらなく、読みやすい。読みやすいのだが……書き出しの中に(私にとって)ツカミになるような大きなヤマがなかった。ただ2回目になるが時代背景や文化、行動はよかった。


・妹は死に戻る〜お姉様は悪役令嬢なんかじゃありませんわ!〜

簡潔批評:テンプレート・オブ・テンプレート

感想:まず最初に前置きとして言いますが私は悪役令嬢ものを好んで食べていませんのであんまり面白さがわかりません。では構成に関しての感想を…と言いたいのですが、音に聞く『悪役令嬢もの』のテンプレをほとんどそのまま踏襲し、逆行転生も確か…別の系統のテンプレでよくあったかな?それらを組み合わせただけという印象。自分が死んでいないのに姉の死亡が逆行トリガー発動という点ではオリジナリティはある上できちんと話は纏まっているので決して下手なわけではないと思います。もしかして姉がBADENDする度に戻るんかな?まぁ、私にとっては好みの問題という事です。長くてごめんね。


・もう一度、お姉さまの微笑みを

簡潔批評:超高周波な電波百合

感想:全く貶す意図で言うつもりはないのじゃがかなり設定とストーリーが電波気味。かつ物語の展開が怒涛過ぎてついていけない。私がこういう構成の物語をよく読まないからなのかもしれないが……姉が年下で妹が年上?だとかそういう環境説明が無くて地の文から要素を拾う必要があった。あらすじに人物のプロフィールを書いてこの本文ならまだついていけたかな、という感じ。すまん。私には読めなかった。


・ずっと高校生でいいと思っている俺が、パパと呼ばれることになった件について

簡潔批評:ギャグ基盤の学園ラブコメ

感想:私の食わない部類のお話。あらすじが本文の説明だけだったのは残念(同じ高校に通うというシチュエーションが用意されているのに)。文章としては特に悪い点はない。友達以上恋人未満の関係性の妙に距離感の近い絡みをよく表してると思う。また、先ほど言ったようにあらすじの補足のような本文であったが、そのあらすじで出ていなかった面白い情報が出ているので長編の一本目としては良いのかなとは感じた。


・どういうつもりですか? ~転生した悲劇の王妃ですが、前世の夫に求婚されています~

簡潔批評:同世界転生でも初めて見るシチュ

感想:率直に言って面白い(interesting)。同じ人と(主観的に)二度結婚することになる、しかも1回目は死別かつ虐待(主観)されていた。その理由を探って知って遂には惚れる……みたいなストーリーなのかな?そうに至るまでの不仲の内容が些細なすれ違いとかだったりしたら悲しい物語かも。回想の入り方も自然でよき。


・静謐の魔女と、魂と虚飾の悪魔

簡潔批評:長くて暖かい旅の始まり

感想:境遇としては苦しいはずなんだけど、本文の中で出てきたのは優しい人が多くてほんわかとした印象。出自スラムの特異存在はよくあるけどキャラクターとしては公な伏線にできてかつ物語の主題にもできるから使いやすいよね。ついでに、名前に見覚えがあったから調べたけどシェイクスピアのやつか。……急に嫌な予感がしてきた。


・忌みもの喰らいの悪魔と優しい君と

簡潔批評:悪魔たん(愛称)のデレ可愛いね。

感想:(シスターよりゼルの方が行動可愛いんだけど) 前置きはさておき、ストーリーはうすあじに見えるけど伏線が自然に散りばめられている感覚がする。高位の悪魔や一人だけの教会、シスターちゃんの謎行動原理・思考回路等々。ゼル(今作品の悪魔)は宗教的な悪魔というよりは現代によく見られる『苦しめる』悪魔に近しく思えるがまぁファンタジーだし気にしなくていいだろ。多分。


・もしも素直になれるなら

簡潔批評:少女の恐怖と臆病

感想:うむ……悪いが私はこちらのジャンルにとんと明るくないので内容に関してのコメントは無しで。構成についての話だけする。あらすじはこの物語の構成や流れ、人物の紹介までをコンパクトに纏めていてとても良いと思う。で、本文になるのだが……『第一話』としては素晴らしいと思う。が、あらすじの前の方の描写の拡大になっているため内容が被っている。普通に品質は良いのでこういうイベントよりは通常連載向きな作品です。


・君の世界を巡る旅

簡潔批評:妻の故郷(異世界)行きな旅

感想:謎を謎のまま置いておきながら物語を進めるのは難しい。そういう点では良い塩梅の書き出しだとは思う。妻の名前が出ておらず見た目描写もないが恐らくというかほぼ確定でルミールの人なのだろう。とは、いえ。字数かキリよさかによって進み具合といえばあまりなく、設定も考察に頼っているところが大きいから続けるならもう少し具体性を持たせた開示をしたほう方がいいんじゃないかな。後余談だけどこれ曽根崎心中?


・アンドロイド殺し

簡潔批評:キャラは立ち優先謎が曖昧

感想:ううん…パッと読んで『誰』が死んだかがわからない。よく読んだら書いていたが最初にチーフが死んだと明記して良かったと思う。"不死であるアンドロイドのチーフを"って。私が推理系苦手なだけだろうけどこうして最初は地味or以外な伏線とかを立てるわちゃわちゃキャラ会話が普通なのかな?本当にわからないので感想は控えめで。再度言うけどキャラ立ちは良かったと思います。


・推しのVtuberに転生した私が、何故か魔王さまに溺愛されてるんですけど!?

簡潔批評:トンチキ仕立ての純正恋愛もの

感想:ラブコメってよりはちょっと捻った感じの恋愛ものかねーという印象。感覚としては某農家嬢に近いかな。これ系にエモストーリーは(個人的にはそう)要らないので構成の話を。vちゅーばーということでかなり見た目やその背景に関する話題が殆ど。で、自分の経歴も回想として自然に差し込んでいる。ただ場面転換が全部同じだから現在と過去の行き来と同じ時系列の転換表現分けた方がみやけつきやすいかな?とは思った。


・ぬいぐるみだけど、ぽちっとな!

簡潔批評:付与チート。ほんわかでできるのか否か。

感想:自分自体の力はおそらく年相応。有名な冒険者に知れて広まって国に召し上げられて、のストーリーがよくあるパターンだが、顧客となる住民たちが優しいもの多めか悪人多めかでかなりストーリーが分岐するだろう。見たところ前者だとは思うが……。で、作るにも魔力制限があるので強いと言えるのは『付与(封印)内容』だけ、なのだろう。作者の舵取りによって化ける作品に感じた。


・Gだと思って倒してたアイツ、モンスターだった。

簡潔批評:ごめん俺虫無理

感想:とりあえず流し読みしました……いやそこまで虫出ないじゃないですか。Gを倒してたらそれがモンスターだったから経験値入ってたってことなんですかね?リアルダンジョン物では新しい切り口かも。ストーリーの流れ的に100%虫系ダンジョン行きになるのでしょうが……そりゃ嫌だわ。誰が好んで虫に関わるかって話。タイトルからしてそうだし。スラッと読めたし構成の組み方も良いと思います。


・空使いの聲

簡潔批評:復讐の為のスターロード。

感想:うん。普通に好き。貶めてきた奴らを貶める為に努力してその努力を全て投げ打ってやり返す。自己破滅が約束された物語はとても好きです。しかも二人でやるしお互いの天性の才能がその為に浪費されるのっていいよね。描写もかなり一人称寄りでカナの心情の揺れ動きやユメの不気味かつ悪魔的魅力がダイレクトに表されている。よき。


・星見る落ちぶれ令嬢の婚約

簡潔批評:電撃婚(約)だこれー!!

感想:理由は明かされていないが一目惚れか公爵の婚約者が嫌だったかのどちらかだろうか。予知の家計が一度外した/見れなかっただけで信用をまるっきり失うのは人民真理としてわかる気もするし陰謀も感じる。両方かな?私は星が好きなんで細かい星の描写とか嬉しいな。他もかなり詳しく書いているのでかなーり好き。まぁ王子が強引すぎるのはあるが……


・生者だてらに幽霊船長、はじめました

簡潔批評:死後生き生き系亡霊好き。

感想:なぜ生きているとかなぜ船に乗れたとか色々謎は見えなかったがそれはひとまず置いておいて。追放場面が簡潔に終わってるのはいいと思うが、この追放の具体的な理由が見えなかった。ただのノリだったはないだろうし。よろしく!で本文の場面が切れているがその後の流れはあらすじでわかるのもよい。そこに意外性も持たせて興味を引いている事もいいんじゃないですかね。


・私ダンジョンの匂いしゅきしゅき侍!〜宝箱設置回収員の迷宮商売〜

簡潔批評:ギャグの裏に背景が見える。

感想:表層だけを見てる分にはわちゃわちゃっとしているがよく読んでみると一つ一つに関連性がある。匂い≒魔力を感じる主人公、そしてそれが好き。また猫はよくダンジョンに入ろうとしていて匂いが濃い≒濃密な魔力。侍を役職の名前とする事でネタに組み込めるのも強い。そして侍という日本単語を異世界に持ち込んだ人物がいるのかな?というのも感じた。使い方はネタなのに。夢みがちな主人公の妄想も面白いながら要点はわかるようになってるしで割と固まってるなって作品。


・恋愛マスター星宮昴は、わたしの恋だけ叶えてくれない。

簡潔批評:ギャグじゃん。巧妙に色々書いてるけどやっぱりラブコメじゃん。

感想:ラブコメっすね。私が全然読まないジャンル。どうして男の娘が学校に平然としているんですか?という疑問とかどうして乗っ取られちゃったんですか?とか色々ツッコミどころは多いけどやっぱりギャグなんですよね。タイトルのとして掲げられた叶えてくれないの文字列的に主人公は誤魔化し続けて昴は自分に対しては鈍感かアホかと一蹴するんだろう。両片思いのような状況かな?色々と妄想ができる作品だった。


・悪魔が僕にあの子を口説けと囁いている

簡潔批評:バレてんじゃねーか草

感想:草。いや草しか生えねえわ。「おっこれ鈍感両片思いかな?」とか思ってた私の期待を返せ。紅茶吹きかけたわ。ククク……うん。真面目に話すならこういう自分しか見えない仮想存在とのダル絡みは好きです。しかもキャラ安定してないのも好き。女性声優が演じる男性声ってのもああ…と推測させるのもよい。(即バレてたけど)昔の関係性とかが明かされて進行を深めていくのかね?…………そしてこの感想を吹き飛ばすオチでした。面白いから万事OKだけどさ。

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