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バカばかりやる俺は、とりあえず素敵な仲間に慰めてもらいました。

「……主人よ、よかったのか?」




 広大な草原をゆっくりと歩く。




 心配そうに声をかけて来るケーちゃんに勤めて明るく言う。




「何いってんだよ? あんなムカつくこと言われてキレちゃいけねーってんなら俺ぁ胃にでっかい穴開いて死んじまうよ?」





「しかしだな……」




 優しいケーちゃんのことだ。俺が学校入るってなった時に楽しみそうにしてたのを思い出しているのだろう。


 


 ホントに別にいーってのによ?




 ま、嬉しいけどさ。


 


「まぁまぁいーじゃねーかよ? こうやって新しいダチも出来たワケだし」




 言いながら、隣を歩くガル太郎の頭をわしゃわしゃと撫でてやる。




「クゥーン」




 ガル太郎は気持ちよさそうに目を細める。




「しっかし、お前も喋れたらもっと楽しいんだけどな?」




 ピコン!




【新しいスキルを習得☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆】




 ピコン!




【スキル:言語共有】




「くすぐってぇよぉアニキぃ……」




 ガル太郎の方から少しチャラい感じの高めな声が聞こえる。




「うぉっ! 何急に喋り出してんだよ?」





「は? またまたぁ、アニキが喋れるようにしたクセにぃ」




 ガル太郎がこちらを振り返りウインクする。




「そ、そうなのか?」




 ピコン!




【そうでーす(๑・̑◡・̑๑)タケシくんの新しいスキルでーす】


 


「マジかよ! ……けど、なんか忍者マンに言われるとそーなんかなって思っちまうな」




 ピコン!




【女の子だって言ってるでしょ! 引きちぎりますよ\\\٩(๑`^´๑)۶////】


 




 ……何をだよ怖ぇなぁ。




「まっ、とはいえ賑やかになったもんだ」




 ケーちゃんの方をチラリと見ると、何やら含み笑いを浮かべながらじっと見返してくる。





「ふっ、主人よ、何をニヤついているのだ」




 なるほど。




 ……こいつぁ寂しくなくていいや。

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