人でなしの屑
希望の中に何が入っているか
愛なのか、夢なのか
目標なのか、欲望なのか
疑いもせずに
希望を持つことを他人に勧めるが
勧める側のエゴイズムが
言葉の中に散りばめられている
あたり前のような
綺麗さを誰もが持っていると
良い方向とは
必ず綺麗であると
悪の強さを無視して
明日も誰かが言うのだろう
人でなしの屑の希望
夜明け前の国道で
寝転がって遊んでいる
酔っ払いの憂さ晴らし
人でなしの屑の基本
他人は価値が無くなれば
ブロックすれば良い
効率的だろうとほざき散らして
それっぽいこと並べ立てる
自分の価値が下がらないように
他人を落としていく
それが彼らの生きる希望だ
時間の中に何が入っているか
自分なのか、他人なのか
明日なのか、昨日なのか
乱れもせず
時間を大切にすることを勧めるが
他人の中に何があるか
行動の先に見え隠れしている
あたり前のような
諦め方を誰もが持っていると
解決するには
時間が必要であると
人の強さを無視して
明日も誰かが言うのだろう
人でなしの屑の時間
夕方の庭先で
空気と会話している
閉鎖前の憂さ晴らし
人でなしの屑の基本
他人の時間が少なくなれば
害する者と認定する
邪魔な存在だとほざき散らして
それっぽいこと並べ立てる
自分の価値が下がることを忘れ
他人を落としていく
それが彼らの生きる希望だ