ざまあには不快はあるが不安がないから最近の私はなんか物足りないと思う
さて、ここ最近楽しく読んでいた作品が2つ完結してしまいました。
一つは”寝取られてビッチになった幼馴染の娘も見事ギャルビッチになりました……だけど物凄く癒されます”で作者は車馬超さん。
もう一つは”最強パーティーの雑用係〜おっさんは、無理やり休暇を取らされたようです〜”で作者はpecoさん。
この二つの作品は主人公がとても苦労しているし、先が読めないことが多くてとても面白かったのですよね。
これは鬼滅の刃でもそうでしたが、主人公が強くても敵がそれ以上に強くて負けるのじゃないか? という不安によるハラハラ感があるというのはやはり大事なのだと思います。
そしてざまあ系で主人公最強無双のハイファンタジー作品とかだと、もう先が読めすぎてしまってセンス・オブ・ワンダーのようなものを感じないのです。
ざまあのやられ役の存在は不快ではあっては不安ではなく、オチが見えすぎるので飽きてきてしまったのでしょう。
やっぱ、苦戦とか苦労とかの不安に加えて、精神的な人間の成長とかそういうのがあった方が、小説というのは面白いと思うのですが皆さんはどうでしょう?