鬼断ち三章
鬼断ち三章
一話 ~身分~
僕は第六庭の広場にいるよ
てゆうか皆んなそこに呼ばれてるんだ〜
この前の爆破の件で魔将貴族が集まってる
まぁ半分の半分の半分くらいだけど
大体の上層部は会議に参加
この会議には二十六将が主に仕切る
二十六将とは名前の最後にアルファベットが
一つだけ入った将軍の事、
例えば師匠の
シャトル・iとか
武器マニアの
ラジック・D
とかかな〜
そしてその上にいる
核将、
でも核将は幻の存在
核将には様々な言い伝えがあるんだよ〜
神の世界にいるとか
魂の集まりが具現化した者とか
づっと祠の中で眠ってるとか
まぁ目撃情報は多いから
いるのは確かだね
現にラジック・Dが見たって言ってるし
あ!、そろそろ全員集まったかな〜
二話 ~会議前~
二十六将全員が舞台の上に立つ
〈X〉「ちょっとガヤが多くねぇか」
〈i〉「まぁスパイがいる可能性もあるので
少し排除しましょう」
そう師匠が言うと辺り一面が燃え上がった
ほとんどの貴族はこれで逃げたね
数秒後その炎は消える
〈i〉「これで相当減りました」
まぁ少し残ってるけどね〜
何故なら、今のは幻術
〈ヴェ〉「お!、リファード、
お前も残ってたか」
〈僕〉「まぁ、最初から幻術って知ってたら
我慢すればいい話」
師匠も気付いてる
ここで残ってるのは半端者じゃない
幻術で選別、簡単な事だ
〈i〉「それでは会議を始めましょう」
やっと始まるね〜〜
三話 ~大会議~
〈D〉「先ず今回の会議内容をまとめよう
腐敗都市の2番街溶鉱炉での爆破により
死神11人が死亡、
死神の復讐対策会議だ
謝って済む問題じゃない
そのと今後どう死神と接するかも重要に
なってくる」
〈X〉「まぁ、俺的には死神全員ブッ殺せば良いと
思うがな」
〈S〉「最終的にはそうなるかもしれないけど
なるべく戦闘は避けたい」
〈W〉「そもそも、個人個人が能力を持ってる
とはいえ、今まで遊んで暮らしてた貴族が
死神に勝てるとは思えん」
〈O〉「説得が一番良いかもな」
〈X〉「だからよぉ、
ごめんね許してで済む話かってんだよ」
〈i〉「Xさん、落ち着いてください」
〈X〉「チッ」
〈E〉「とにかく、死神の復讐を
避けられずに入られない、そもそも………」
会議は長引く、そこに
〈??〉「なんだよ、
またつまんねー会議やってんじゃん」
背後から声が聞こえる
〈僕〉「いやー、権力を持つものは
大変だね〜」
振り向かずに返答した
〈??〉「っま、俺ッチも権力持ってるけどなぁ」
会議に遅刻して言える立場かい?
僕は振り向く
そこには
四話 ~幻のチャラ男~
そこには
(o_o)、、、、
思わず息を呑んだ
何処かの博物館の本に載ってた
姿をした者
赤とグレーのバンダナの上から
緑の髪を垂らし
黒いコートにベルトがいっぱい付いてて
首から羽のネックレスを付け
手首のリストバンドにキーホルダーがいっぱい付いてる
これは間違いなく核将の一人の
、、、、、修羅、、、、、
あの時の本にはダラシない性格と書き込まれてた
〈ヴェ〉「マジかよ、、、、」
〈僕〉「偽物の可能性もあるんじゃない」
〈修羅〉「遊びに行こーぜー」
シカト、、、まぁ痛いとこ突かれたのかな〜
でもあの本はそう何冊もない
それを全部読んでも再現は難しい
〈ヴェ〉「い、いきましょう」
会議ぃー、まぁ、席をはずす事考えて、あらかじめ、、、
僕はスマホを地面に置いた
〈僕〉「じゃぁ行こう」
〈修羅〉「やっぱ紫魔は乗りが良いんだな」
さっきシカトされたけど、、、、
僕とヴェルリーちゃんと修羅さんは気配を消して
第六庭広場をあとにする
五話 ~無視~
僕は緊張してる
それとも、恐れてるのかい?
〈修羅〉「そこら辺でくつろいで良いぞー
俺っちはドリンク持ってくる
お前ら何がいい?」
〈僕〉「僕は、、、
ストレートティーで」
〈修羅〉「分かったドンペリな」
、、、、話が通じない( ^ω^# )
〈ヴェ〉「俺は、、、オレンジサイダー」
〈修羅〉「スピリタスな」
自分で用意しろって事かな〜
修羅さんは階段を下りて行った
下が倉庫かな〜
〈僕〉「さてとっ」
僕はスマホを取り出す
さっき地面に置いたスマホじゃない方の
スマホ
〈ヴェ〉「やべぇよ、スピリタスってなんだよ
ってかあれ?、お前スマホ地面に置いたよな?」
〈僕〉「コレは別のスマホ、それとスピリタスは
アルコール濃度96パーのお酒」
〈ヴェ〉「96度っておい、それと、
どんだけスマホ持ってるんだよ」
〈僕〉「ざっと七、八台かな、あ!、
そうだ、ンフフ」
修羅さんが持ってるドリンクはお酒、
ベロンベロンに酔ったヴェルリーちゃんが見れるね〜
六話 ~パーティー~
修羅さんは大体2リットルのドンペリとスピリタスを
持ってきた、
家に招いてお茶の代わりにお酒だす人 初めてみた
そうえば飛び降りる数日前にパリピって言葉聞いたな〜
まさにこの人かな〜
取り敢えずドンペリの瓶の中身を外にワープさせ
水道水をドンペリの瓶の中にワープ、
〈修羅〉「ロシアンルーレットしようぜ」
危ない人だ、、、
〈修羅〉「紫魔、お前今危ない人とか思ったろ」
〈僕〉「冷たい視線とか感じやすいんだね〜」
〈修羅〉「あぁ、この世界に来てから周波を感じるん
だよな、っま、これといった根拠はねぇけどな
そんなんより飲もうぜ」
どうやら瓶の中身の事はバレてないみたいだね〜
ん?、「飲もうぜ」?ロシアンルーレットは?
まさか、
僕のコップに注がれたのは
ドンペリと入れ替えた水じゃなくて
スピリタスの方だ、、、、
やっぱり気付かれてるΣ(゜д゜lll)
ま、まぁこの体は仮初めの体、
酔っぱらないかな〜
ちょっと飲んでみようかな〜
コーヒースプーン一杯分飲んでみた
〈僕〉「あぁぁぁぁぁぁぁ」
ベロの上で蒸発したぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
クソ、こうなる事だったらヴェルリーちゃんに
毒味させとけばよかった、、、、
七話 ~詮索~
〈修羅〉「っさ、酒もはいったことだし
ロシアンルーレット始めるか」
〈ヴェ〉「修羅さん、初めてだし
語り合いたいな〜」
いいねヴェルリーちゃん
〈修羅〉「そうか、
じゃぁ先ず誰から」
先ず修羅さんの武器となる管楽器を調べよう
僕は禁呪の書をテーブルの上に置く
〈僕〉「これを解読して下さい」
もちろん僕はこの本の内容を知ってる
この本は魔術武器の取扱説明
あの楽器を持ってるなら
絶対これを持ってるはず
〈修羅〉「なるほど禁呪の書か
いいぜ
これは、、、、、
昔々、ある所におじいちゃんと
おばあちゃんが………
なーんて、嘘だっつうの
本当はお前、この本の内容理解してるよな」
バレタね、、、、
〈修羅〉「周脈が速くなった、
ヒューウ、図星だな
本当はこれが見たいんだろ」
そして例の管楽器を見せた
〈修羅〉「これはっと、デスパイプだ」
あの本に書いてあったが想像以上に凶々しい
〈修羅〉「っま、これはしまうが
そろそろアルファベットの連中がお前達を探しに来る
だろうな、まぁ俺っちの顔に免じて見逃してもらうぜ」
そうして話が続く
八話 ~兵器~
あれから二時間経過した
〈ヴェ〉「でさぁ振り向いたら
その子めっっちゃ可愛いの
でさ、LINE交換してって言ったらさ
マジだよこれマジだよ絶対驚くなよ
めっっちゃすごいの………」
ヴェルリーちゃん完全に酔っ払ってる
語彙力低下してる
、、、、可愛い
〈修羅〉「マジか、え?、何
今も付き合ってんの
え、今も度々人間界に会いに行ってんの?」
〈僕〉「え、どの子、写真見せて」
〈ヴェ〉「いや残念なことに
プリクラ撮ったら、俺もう死んでんじゃん
写んねぇんだよ、それでさぁ
キミ悪、別れよって言われてさ」
〈修羅〉「わマジ最悪じゃん
今度俺っちが女紹介してやんよ」
〈ヴェ〉「え、マジ、ありがとう、マジ卍だわ、」
〈修羅〉「その代わりスピリタス一気飲みな」
皆んな酔っ払ってるな〜
僕はスマホを見る
グループLINEからメッセージが届いてた
「研究員-ダルシアン、今度の戦争用の鬼完成したお」
なるほど、途中で抜け出した会議の内容は
大体把握できた、返信しよっと
念のためこの後地面に置いて録画しといたスマホも見るけどね
「僕-分かった、羅刹って命名して
大量生産しといてね」
さてと、
僕は置いていたスマホを手元にワープさせ
録画を見る
九話 ~会議内容~
会議は言い争いに近い感じで
進行してる
ただはっきりしてるのは
死神と戦争するって事
陣地は二十六将が仕切り
僕は腐敗都市を守る形となった
腐敗都市の地下は工場
その上研究所でもある
様々な研究を進める上で
相当大事な場所だ
このペースで羅刹を量産し
戦争までに何体用意できるかもポイント
それと一人でも多く仲間にしたい
修羅さんがいれば百人力だが
まともに戦わないだろうね
取り敢えず研究スペースだけ無事でいれば
構わないから
入り口に爆弾を仕掛ける
爆弾で脅して寄せ付けないとゆう方法もあるが
すぐ突破されるだろうね
そうだ!
龍凪ちゃん達も戦わせればいい
なぜならあの子達はヨネツメくんを倒した
早速呼ぼう
十話 ~戦力化~
さてと
〈僕〉「僕はここでおいとまするよ」
〈修羅〉「へいへい、それじゃぁまたな
、、、、生き残れよ、、、、」
なるほど、全部お見通しかな〜
〈ヴェ〉「またな」
僕はパーソンレスタウンに向かう
そして着く〜
どうやら訓練かなんかしてる見たいだね
ンフフ
〈僕〉「面白いイベントがあるよ〜
〈レイ〉「え、マジ、行く行く」
この子はー、、、戦力にならないかもね〜
〈龍凪〉「イベントは武器の稽古が終わったらな
それと、ダルシアン、決闘だ
レイヴァー、よく見てろよ」
〈僕〉「決闘ね〜、いいよ〜」
戦ってる暇ないんだけどな〜
まっ戦うか
数分後戦いが終わった
それじゃぁ準備を待とっと
そして戦争当時
完全に読まれてたか
皆んな完全武装してる
じゃぁ工場に連れて行こ〜
四章へ続く