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熄滅の魔女列伝《ルージエ・フレーマ・ドラコ》  作者: 咎鵺
─1章 白き髪の女神は始まりの鐘を鳴らす─
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6話 別れ、そして出会い 1

この話が未完のまま出てしまいました。

すいません。

一週間というのも早いもので、もう最終日になってしまう。

ベッドに入りつつそんなにことを思っていた。


「明日は思う存分楽しもう。」


私はこの街を明日の昼には出るのだ。楽しんでも罪はないだろう。そう決心した後、私の意識はベッドに吸われていった。


------------------------------------------------------------------------


翌朝。


天気は快晴。雲の一つもない晴れ間が広がっている。空気は若干冷たくて朝だということを私に教えてくれる。


起きた後、私は女将に昼まで買物をしてそれから出ることを伝え、街の人ごみめがけ走っていった。


───────────────────────


10分後、私は街の中心で困っていた。


どこから聞きつけたかわからないが、街の独身男性たちから告白されまくっているのである。


私は逃げた。正直に言うと、めんどくさかったのだ。


気づけば何時ぞやの路地裏に来ている。

「ねえ、君。ちょっと一緒に…あ、姐御じゃあないですか。」

これまた何時ぞやの下男1であった。

「どうしたんです、姐御。こんなとこにくるなんて。」


しょうがないから私は

「独り身の奴らに告白されまくってるから、逃げてきた。」と答えてやった。

「そりゃあ大変ですねぇ。そういや、姐御。俺、やりましたよ!」

「?何を?」

「いや〜、姐御の凄さをこの街の全員に教えてやったんですよ!」と照れたようにしている。


ショックで思わず両手を地についてしまい、「…あれ?姐御どうしたんですか?気分でもわるいんですか?」

と言われてしまった。


とりあえずイラついたので、

永凍華コキュートス!!」と魔道を発動し凍らせておいた。


--------------------------------------------------------------------


「なんですか、姐御。ひどいじゃないですか!」

「何がひどいですか。あと、姐御はやめてください。」と魔力を手に込めつついい、止めさせた後、下男1|(ベンという名前らしい)と別れ、薬品屋や武器屋を見て周り、私はあるところへ向かった。


───────────────────────


「やあ、この街を出るんだってな。」

と魔道士クランマスターが言う。

「ええ、お世話になりました。あの受付嬢の方は大丈夫ですか?」

あの受付嬢とは勿論あの漏らした受付嬢である。

「ん、ああ、彼女か。3日ぐらい引き摺っていたが、今は元気に働いているぞ。呼ぶか?」

「いえ、いいです。また思い出させて、ここに迷惑をかける訳にはいけませんから。」

「そうか、で、次はどこの街に行くんだ?」

「次ですか?次はルーブスの街に行く予定ですね。」


ルーブスの街とはここから歩いて3日の距離にある街である。漁業が盛んな港町でもある。


「では、紹介状を書いておこう。これをルーブス魔道士クランマスターに渡すといいぞ。」と紹介状をささっと書いたマスターは私にそれを渡しつつ言った。

「ありがとうございます!この街にはまたいつか絶対来ますね。」

「ああ、私たちはいつ来ても歓迎するぞ。それではな。」

「ええ、また。」

そう言い魔道士クランを出た。

永凍華コキュートス

氷属性中級魔道。氷の花びらが敵を瞬時に凍らせる。


至らぬ点や誤字などがあったら是非ゆるーく教えてください。

宜しくお願いします。

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