45話 突然の来訪と依頼②
すいません、予約投稿間違えてました!
10/9:この作品の投稿は今回からしばらく休止します。突然ですいません。
「え?息子さんたちをですか?」
「そうそう、どうだろう?」
ニコニコと提案してくるグラント。
そこで私は疑問を投げかける。
「グラントさんがやった方がいい気がしますけど…」
「私だとあんまりついててあげられないのさ。仕事もあるしね」
「そうですか…」
一番暇に見えるんだけどなぁ…
「あ!今レーヴァちゃん私が暇そうって思ったでしょ〜!」
なぜばれた…
「イヤ、ソンナコトハオモッテナイデスヨ?」
「うん、でも片言だよ?」
「うっ!すいません、思いました」
「素直でよろしい。でも、お姉さんはそんな暇じゃないんだよー、色々と面倒事もあるしねー」
「なるほど。分かりました」
観念してグラントの依頼を承諾する。
「おっ!やる気になってくれた!…ふふふっ、じゃあ報酬のお話をしようか?」
「あ、別にいらないですよ?」
私はキッパリと断る。
「え?ほんとに?」
「ええ、所詮訓練ですし、私も身体が鈍ってきたと思ってたので丁度いい相手だと思うんでお金はいらないです」
「わぁ!レーヴァちゃん太っ腹!」
「女子にそれは…」
「あっ、ごめんね?」
女の子に太っ腹とか悲しすぎる。
「でも、息子さん達は私も知らなければそちらも知らないんで、写真かなんか貰えますか?」
「ああ、それじゃあこれあげるよ」
「?家族写真ですか?」
「そうだよ。」
「仲がよさそうですね!」
「おっ、わかる?こいつがね…」
そこからグラントは3時間ほど居座り、家族の自慢話をしていたとさ。
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グラントの帰宅後。
領主館食堂にて。
「…ということで、闘技大会の時にグラントさんの息子さん達とも戦うことになりました」
「あの“暴食”の息子か…それは強そうだね」
「いやぁー、生温い相手ばかりかと思っていたので私にとっては吉報ですね!主様」
「私は別に嬉しくもなんともないわね。闘いを求めてるわけでもないし」
それぞれがそれぞれの感想を言う。
「まあ、とりあえず当日はそんな感じでお願いします」
「はい!」
「分かったよー」
「了解したわ」
皆が了承し、私たちは部屋に戻った。
グラントの息子はどのくらい強いのだろう?
フィーネよりは強いだろうか?
そんなことを思いながら私は眠るのだった。
今作品は投稿を一旦休止します。期間は特に定めていません。理由については活動報告にてあげさせていただきます。
すいません。




