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熄滅の魔女列伝《ルージエ・フレーマ・ドラコ》  作者: 咎鵺
─1章 白き髪の女神は始まりの鐘を鳴らす─
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1話 王都追放

火弾についての説明と若干の改正をしました。

タイトルをわかりやすくしました。

そこは暖房の火の暖かな光に包まれた空間であった。


ここで僕、東雲 八助はレーヴァ=ヘイム=ラーフという名のこのラーフ家の長女・・として生まれたのだ。


正直これからの事がとても心配である…

とりあえず今はこの美人美男の父母を喜ばせるのが仕事だな、と思いつつは笑う。

────────────────────────

そして15年が過ぎ、私はこの王国から実質的に追い出されていた。

概要はこうだ。


4歳になった私は魔道マナロードというものを知り、試しにやってみると出来てしまった。しかも興奮した父母が教会にある魔力マナ総量を調べる水晶に触れさせられ、神父曰くこれまでに無いほどの白い光を放ったと思うと水晶は割れていた。流石に肝の冷えた父母は公爵家であるということを利用し、10年間隠し続けたが、遂に昨年王にバレて1年猶予を与えられ「魔道の力を高める旅」の名目で王国から実質的永久追放になってしまったのだ。


そして、今日がその出発日である。

尚、この旅の事を知り、今日この街を出ることを知っているのは両親と王とその腹心だけである。

それ故に今見送りに来ているのは両親のみだ。

「盗賊に捕まらないように気をつけるのよ。」

「まあ、レーヴァは可愛いからな!うちの自慢の長女だ!絶対すごい魔道士になって帰ってくるさ。レーヴァにはその素質があるからな。」

と母と父に言われ、最後にハグをして近郊の森に向かって歩き始めた。


と、暫く進んだ辺りで誰かに追跡されていることが分かり、すぐさま魔道を発動させた。

火弾ファイアボール!!!」

火弾ファイアボール』とは火属性の初級魔道である。私の手から発動された火の玉はそのまま一直線に飛んでいき、木の影に隠れていた何かを燃やした。


駆け寄り、近づいてみるとそこには煙をあげる男がいた。その男には見覚えがあった。─────王の腹心の1人だ。


腹心を縄で縛り脅しつつ真意を探ると、もうあの街には帰れないことを知った。

この腹心は王の命令で私の殺害か金品の強奪を命ぜられているようなのだ。

私は絶望したが、それでも旅を続けることにした。とりあえず腹心にはもう一度意識を失ってもらい、近くの木に括りつけた。


そのまま歩いていくと街が見えてきた。私はそのまま馬車に乗りレーンの都を目指した。


レーンの都は商業が盛んで大小色々なクランがあることで有名だ。

クランというのは同じ目的を持つ仲間が集まり共に難敵討伐に挑んだり、商品開発をする集まりである。クラン登録はクラン管理所でできる。


そして、夕方頃レーンの都についた私は宿屋を探した。といっても、あまりに建物の多い場所なので見つけることは難しく、頭を抱えていると、美味しそうなにおいが風に流れ、こっちまできた。


そして、私は宿屋もやっていて人気のある料亭“レッド・レイク”に着いた。


ここから彼女の戦いが始まるのだった……

至らぬ点や誤字などがあったら是非ゆるーく教えてください。

宜しくお願いします。

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