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【プロットタイプ】名付けの掛詞

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

お気に入りの海月のぬいぐるみがあるんですが、名前がまだ決まってないんですよ。

同居人は自分の気に入った物に名前を付ける癖がある。取り分け人形やぬいぐるみ、置物にはその傾向が顕著で、名前が着いている物が多い。

名付けがされていないのは、単純に良い名前が思い浮かばないからだ。


同居人が海月のぬいぐるみを膝上に抱えながら、干支の置物を眺めていた。ボーッとしながら爪を噛むのは何か考えているから。此奴の癖である。

「ネズミの……」

ネズミ?

鏡花の独り言に促されるまま、視線を動かすと、そこには二頭身のネズミの置物があった。白い陶器で出来たマスコット。干支御籤のオマケの様なものだった。

暫く観察していると、近くにある同様の蛇の置物に手を取った。

「この子は餅リンダで……ネズミで神様って言われたら大黒天様で、でも名前まんまだから白ネズミ……」

どうやら置物の名前を考えている様だった。此奴は気に入った物に名前を付ける癖がある故に、今回も例に漏れず考えている様だった。

此奴の傾向を見る限り、名前に掛詞を多用する。その一つでその全てを表せる様に、何重にも意味を込める。だからキャラ創りよりも名付けの方が何時も苦労をしている。

まあ、俺には関係ないか。

「ねぇ、瑠衣たん。この白ネズミの名前何が良い〜?」

「お前、掛詞じゃないと採用しないだろ」

お前が望む名前は付けられねぇぞ。そう思って見詰め返したら、興味が失せたのか、俺から事前を逸らす。其れからネズミの置物を手に取ると、弄ぶ。

「名付けって大事なんだよ。ある人によれば、親から子に与える最初の愛なんだって。だから物を大切にするって意味でも、名前はちゃんと考えたいんだよね」

――駄目駄目〜!! 適当に決めるなんて!! 物語やキャラ性だけじゃないんだよ!!

そう高校時代に叫んでいた事を思い出す。薄っぺらい意味づけを嫌がるのは、あのときからか。

「ま、何時か決まるか。適当に決めて其れが愛になるのは嫌だもんね」


オマケ 餅リンダ

『餅リンダ』の名前の由来〜? 元ネタはインド神話に登場する蛇神の王、『ムチャリンダ』から。此処の『ムチャ』ってところが『餅を食べてる時の咀嚼音に似てた』から。

あとはこう蛇って、とぐろを巻くと鏡餅に見えるのね。でこの子もロールケーキみたいに纏まって餅見たいだったから。だから『餅リンダ』!!

お気に入りの海月のぬいぐるみが気に入っているんですが、名前がまだ無いんです。

吾輩は猫である。みたいな没頭だな。


どっかで見た話、名付けって親から子に渡す最初の愛だそうです。

そいでもって名付けをすると愛着が湧いてしまうから、手放す事が分かってる物に名付けはしない方が良いそうです。

ソース忘れちゃった。


でも家に来た時点で手放すも何も無いから、大切にする為に名付ける話。


ちなみに海月の名前はないので『海月ちゃん』呼びです。

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