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あなたとの出会い※カエデ視点

誤字訂正ありがとうございます。


私はラトア王国第二王女カエデ・ウォンデリア・ラトア。17歳、彼氏なし、婚約者無しの通称「血濡れの女傑」。王国貴族学院初等部3年目のとき、試験官の腕をバッサリいっちゃったことからこのように呼ばれている。そのため、告白は疎か縁談すらも来ない。きっとこのまま年齢=彼氏いない歴になるのだろう。大して気になるような男の子もいないし、私は次女だから結婚しなくても大丈夫でしょう。·······そう思っていたはずなのですが·····。


*****************


王国の中枢、王都から侯爵領地へ視察へ行っている時、誰かが倒れていた。近くにはゴブリンがいた。E級モンスターと言えども人を殺すことは非常に容易い。私は咄嗟に叫んだ。


「エリア!あの者を!」


「はっ。」


エリアは直ぐにあの人を助けてくれた。その人はどこか幼げで、でも諦めたような、この世の何にも興味のないような濁った瞳をしていた。エリアもそれを察したのかその人を無理やり連れてきた。

どうしようと聞かれたので任せて欲しいと言った。この人がタイプどストライクだったというのもあるけど、この人はちゃんと捕まえておかなきゃ良くないことをする。この人を助けたいっていう気持ちの方が強かった。


侯爵領地での用事が済むまで宿で寝かせていたけれど、やはりまだ起きていなかった。少し心配になったが、エリアに頼んで早めに王城に帰った。

帰った時、お父様はビックリしていた。

「その者はなんだ!?」

って目を見開いていた。でも、お母様はニコニコ微笑むだけで追求はしなかった。バレてると思う。

客室は公爵家、、、お姉様の夫家族がいらっしゃっていて使えないから私の部屋に寝かせた。ちょっと恥ずかしかった。


あの方が目覚めた。しかし彼は依然として自ら死のうとしている。このまま行かせてはならない。私の心がそう訴えている。だから、少し方便を使った。

「あなたが好きなんです。」


そう言うと、彼は喜ぶどころか拒絶をみせた。なにかブツブツと言っていると急に顔色が悪くなった。廊下を出て、少し行ったところで吐いた。

貴方は一体何を抱えているの?


執筆って難しいですね。

一応投稿は不定期とさせていただきます。

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