第2話 転生
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〈魂の回収が完了しました。続いて、自我の消去を開始します………宵闇神ルナからの却下要請を確認。自我の消去を放棄します。〉
〈魂の転生先を【地球】へと決定。転生を開始します………宵闇神ルナからの変更要請を確認。転生先を【地球】から並列世界である【ヘリア】へと再決定。〉
〈魂の器を【人間】へと決定。魂を器へと適合させます………宵闇神ルナからの変更要請を確認。器を【人間】から【上位魔人・吸血姫】へと変更。これより適合を開始します…4%…21%…44%…59%…71%…94%…100%。魂の適合が完了しました。性別を男性から女性へと性転換させました。精神の一部を修正、再構築しました。〉
〈転生先を第47ダンジョン・最奥の間へと決定。ダンジョンコアを【上位魔人・吸血姫】へと内蔵……失敗しました。ダンジョンコアを最奥の間へと生成………完了しました。〉
〈宵闇神ルナにより、【称号・宵闇神之寵愛】を【上位魔人・吸血姫】に授けされました。〉
〈宵闇神ルナにより、【上位魔人・吸血姫】へと名前【ユウリ】を授けました。これにより【上位魔人・吸血姫】から【特位魔人・吸血姫】へと昇格しました。〉
〈これにて全ての工程が完了しました。これより【特位魔人・吸血姫】を転生先【ヘリア】、座標【第47ダンジョン・最奥の間】へと転生させます〉
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「ここは……?」
《ここはダンジョンです、マスター》
「!…誰?」
《これは失礼しました。私はマスターのために造られたダンジョンコアです。簡単に言うと、マスターのダンジョン運営の補助です》
「ダンジョン……?」
《はい。ここは【リヘア】にあるダンジョンの内の第47ダンジョンです。》
「………ああ、思い出した。僕は宵闇神ルナって言う神様に会って転生したんだ。そして転生先はここだったのか。」
《そういうことですね。それと、マスターは宵闇神ルナ様に会ったことがあるのですか?》
「え、う、うん。凄い神様なの?」
《はい、宵闇神ルナ様はこの世界で闇属性を司る神なんです。》
「闇属性を、司る……?」
《はい、この世界には火・水・土・風・光・闇・聖の合計7つの属性魔法があり、それぞれの属性を司る神がいるのです。》
「それぞれに……」
《それぞれにです。火属性を司る神・赫炎神ヘアー、水属性を司る神・蒼氷神ウォルプター、土属性を司る神・震土神シルア、風属性を司る神・嵐雷神ライガー、光属性を司る神・閃光神ヒリカ、闇属性を司る神・宵闇神ルナ、聖属性を司る神・聖神ラーナの7柱存在します。》
「覚えられそうにないな……」
《無理して覚えなくていいですよ。マスターはまだ誕生したばかりなのですから。》
「それもそうだね。これから覚えていくよ」
僕はこのダンジョンコアにあまり視線を向けないようにしている。なぜなら―――
《そうですね。今はマスターが自分自身のことを知ることが大事ですね》
「わざわざ言わないでくれ―――!!!」
僕は、銀髪美少女に転生していたのだから。
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