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㊱
John Coltrane
Slow Dance
名探偵ポアロ ミューズ街の殺人
を 観、同時に聴きながら
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……私は、……持論があって、……それは、……(罪を持たされた人は)今ではなく過去によって新たな罪を犯す ……の、だろうな……ってそれ です
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……駄目、なんですよ ……人は、……いくら見ないように目を逸らそうとしても……、『……あなたの無意識は、記憶している……覚えているのです』
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……その……呪縛から……逃れる為には、……実は、……目を逸らしてはならない……のですよ
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……いくら習慣を変え、……別人になろうとして 姿かたち思考を変えたつもりであったとしても、……過去の呪縛は追いかけてくる ……何故ならば、……あなたの無意識は、……納得出来ていないから です
……あなたの無意識は、それを(過去であるはずのその時を)未だ溺れるように泳いでいるから です ……まるで 今のように ……リアルなその時に 溺れるかのように ……必死に もがいている からです