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現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第4章 神々編
96/98

第96話 創造神はポンコツ?

 はぁー。神って意外と弱いの多いなぁ?簡単過ぎてなんかなぁ…。


「次は誰がでt…!」


 蒼が油断していた瞬間、悪神ダキが背後から襲う。


「丸見えだ!バァーカ!」


 蒼は背後に蒼魔で障壁を創った。


「チッ!」


 悪神ダキは障壁を蹴りつけ、後ろに跳ぶ。


「男かよ〜!なら殺るか…バイバイキン!」


 蒼は斬殺を使用し、悪神ダキの首を黒刀ララで撥ねとばす。


「なっ!出番がこれ、だ、けだ、と…。」

《レベルが???から???に上がった。》


 悪神ダキは瞬殺された。南無〜。


「ふぅ〜!次〜!」


 蒼は神殿を歩いて行く。


 地母神サーラが現れた。


「これ以上は許してあげませんからね!みなさんを殺した貴方は絶〜対に許してあげませ〜ん!」


 地母神サーラは蒼に対して憤慨した。


 おお〜!胸デケェ〜!これはG…いやHか?これは捕獲だ!


「な、なんですかぁー!私の胸をそんなに見ないでください〜!!!地殺!!!」


 地母神サーラは地殺を使用し、蒼を土で包みこむ。


「…こんなんで俺をどうにかできるはずないじゃん?こっちどんだけパラメータ上げてると思ってんの?」


 蒼は無理矢理、土を破壊する。


「ヒャッ!!!やっぱり私にはこんなことできませぇ〜ん。うぇぇぇぇぇぇぇぇん!」


 地母神サーラは戦意喪失し、泣き出した。


「???まぁいいか?ほいっと。」


 蒼は地母神サーラを異次元庫に収納した。


「さぁ次だ!」


 蒼は神殿を歩いて行く。


 〜数分後〜


 蒼は神殿の奥に辿り着いた。


「ようこそ、熊井 蒼くん。待ってたよ?」


 創造神オースメニアは両手を広げた。


「よう、最高神?テメェのせいで大変だったぞ?」


 蒼は怒りを抑えながら言った。


「あはは。ごめんね?その呪いはね必要なことだったんだよ?もちろん…私にとってね?」

「どういうことだ!」

「もうね…飽き飽きしてたんだよ…。私は死ねないからずっと…そう、君が想像できないくらいずっと昔から生きてきた。しかし、それは生きてきたと言っていいのだろうか?寂しいから神々などを創造し、なるべく頑張ってきたんだよ?だけどそれって人形遊びのようじゃないかな?だから私は私自身を殺せる誰かを待っていたんだ…。この永遠に終止符をうってくれる誰かをね?それが君だよ、熊井 蒼!!!」


 …ドス黒過ぎやしませんかね?確かに永遠は辛いはずだが俺を巻き込まないでくれよ…。


「さぁ!!!私を殺してくれ!!!」

「えっ…嫌なんだけど?」

「はっ???はぁぁぁぁぁぁあ!!!」


 だって嫌じゃん?なんで俺が自殺の手伝いなんてしんとあかんの?めんどくさ!


「なんで?なんでしてくれないんだよ!君しかいないんだ!お願いだ…お願いじまずぅぅぅ!!!」

「えっキモいんだけど…。近寄らないでくれん?」

「なんでじでぐれないんだよぉぉぉ!」

「1!俺に対しての報酬がない!!!

2!めんどくさい!!!

3!簡単に諦めるお前が嫌いだから!!!以上!」

「ほぇ?」


 ほんと嫌いだ!せめてやり尽くしてから言ってほしいわぁー!これだからアホは!!!


「だ…めか…。なら私はどうすればいいんですか…。教えてくださいよぉ…。」

「そんなん簡単じゃね?飽きたんならさ、記憶でも消して人間でもなんでもなればいいじゃん?力をある程度だけ封印してチート満喫しろや!」

「えぇーそれをやっても私以外に誰が管理するんですかー。誰かが私の代わりをしないと無理なんですよ。必ず崩壊しちゃうからー。」


 確かにそうかもな…。


「お前なんの神やねん!!!創造神やろ!後釜なんて簡単に創れるやん!!!」

「あっ!」


 簡単だろ?


「だけど暴走したらどうするだい?」

「止めるための奴を創れや!」

「は、は、は…。私はこんな簡単なことにすら気づかないなんて…。熊井 蒼くんありがとう…。」

「なら報酬よこせよ?」

「何が欲しいんだい?」

「時間を巻き戻せ。お前が呪いをかける少し前くらいにな?もちろん俺とお前の記憶だけ残せよ?」

「それだけでいいのかい?」

「ああ。」

「分かったよ。」


 そうして時間は巻き戻った。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 何と言う事でしょう。匠の手に寄り、とてもご都合主義(何だかんだでいつも通り)な展開になったではありませんか。 [一言] というかこれ以上進化するんですか?既に神超えたんでしたよね?じゃ…
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