第93話 主人公さんはちょっとヤバいかも?
さてさて…そういえば進化刀Ⅳと進化鎧Ⅳはどうなったんかな?確か進化したはずだよな?
異次元庫から取り出して、神眼!
―黒刀ララ“壱の矛” レベル1―
レベルを獲得した刀。
レベル2になると“弍の矛”になる。
奥義:完璧なる一撃が使用可能。
装備効果:ALLパラメータ×2
―無形鎧ルル“壱の盾” レベル1―
レベルを獲得した鎧。
レベル2になると“弍の盾”になる。
奥義:完璧なる回避が使用可能。
装備効果:ALLパラメータ×2
ん?ヤベェ…?カッコイイ感じになっとるけど真面目にコレ何?奥義?ナニソレ美味シイノ?
ララさんはメチャクチャ黒いっすね?なんか中二病患…ゲフンゲフンッ!
ルルさんは目に見えねぇけどなんとなくそこにあるのは分かるな?不思議…。
まぁ両方とも装備すればパラメータが4倍に…ん?ALLってことはLukも4倍になるのか?それは流石に…神眼…Lukが2000になっとるわ…。うわぁーLuk2000とかある意味チートじゃん!今までの出会った奴らもここまでLukが高い奴はいんかったな。
…てかレベル獲得してるな!…そういえば呪殺剣もレベル持ってたしありえなくもない…か?
ん?呪殺剣って確か…喋ってたよな?…ってことはこいつらも喋るのか?そんなことがあったらこいつらに愛着が湧いてしまうから使いにくいわ!
まぁいいそれよりも奥義について調べてみるか?…神眼!
―奥義:完璧なる一撃―
何者もこの一撃を避けることはできない。
ダメージが2倍になる。
―奥義:完璧なる回避―
何者の一撃でも避けることができる。
この奥義は体力を消耗しない。
片方にララさん、もう片方にルルさんを貸して奥義やらせたらどうなるんだろう?
これこそ矛盾…なんちゃって!
…。……。………。
無言はやめてぇぇ!…俺以外誰もいないけどな!
それにしても毎回、驚かしてくれるな?今度は何が起こるんだろうなぁ!
スキルの検証したいな!よしやろう!!!
まずは異次元庫!神眼さんは大体のこと分かってるからコイツに決〜めた!
異次元庫になったらか知らんけど俺も異次元庫の中に入れるようだ?中には俺がアイテムボックス時代に適当に放り込んでいた物が沢山あってゴチャゴチャしとる。はっきり言って汚い!
こうなったら整理整頓だゴラァー!
蒼は異次元庫内を整理整頓し始めた。
〜数時間後〜
ふぅー。これで綺麗になったな…。それにしても…管理者なりなんなり出てこいやぁーー!!!毎回これやらんとあかんの正直言ってタリィって!お願いだから出てきてくれー!
…。……。………。
そうだよなぁー!世の中、俺に甘くないよなぁー!イジメかこんちくしょーめが!
…てかなんで俺ここで息ができてんだ?空気なんてあるのか?この空間は…。
住めんじゃねぇか?これ?蒼魔で太陽とか色々創っておいて…んで適当に人間拉致って異次元庫内の時間を進めまくれば勝手に繁栄してそうだし…いやいや!流石にそれは非人道的だろ!
まぁ、俺もう人外だけど…ならいっか!どうせ俺の寿命に限りとかなさそうだし?地球滅んだ時用の為に創っとくかな?
気に入った奴は寿命がなくなりそうな時にでも蒼魔で寿命を創って若返らせて保管しておけば俺も寂しくないよな?○○○○したい時は気に入った奴から適当に見繕えばいいし、神が来ても殺ればいいだけだしな!まぁ気に入った神がいたら捕獲しようかな?色々と楽しめそうだし…な?
なら、早速創り始めますか!MPとか足りなくなりそうだからララさんとルルさんを装備して第2形態化やったっけ?アレを使ってMP上げまくれば簡単だ!
蒼の中で何が狂い始めた。




