第9話 廃病院前編
「晴明先生。おはようございます!」
「おう、おはよう!」
「じゃあ、早速ですが電車乗って行きますか。」
「そうだな。」
蒼達は電車に乗り移動した。
〜数十分後〜
蒼達は電車を降り、少し歩き目的地に到着した。
「到着っと!さぁ晴明先生。霊退治に行きますよ!」
「ちょっと待ったー!お前準備は?護符や式神とか、ださないのか?」
晴明は不安そうな表情で聞いた。
「俺と晴明先生とでは戦い方が違いますから。晴明先生の準備があるんなら…待ちますが?」
「あー俺は今終わったが…。」
「ならいきますよ。」
「わかった…。」
晴明は本当に大丈夫なんだろうかと思った。
蒼達は廃病院に入った。
廃病院に鑑定をかけて霊を探していくか!実は昨日鑑定で遊んでいたら、建物内の対象の名前と性別だけなら鑑定できることが分かっている。しかもその表示を鑑定することもできる。さあ、レッツ鑑定!
レイス(男)、レイス(男)、レイス(女)、レイス(オカマ)、レイス(男)、レイス(女)……キングレイス(男)、クイーンレイス(女)、ノーライフキング(男)
んっ???色々と気になるんだけど?まず、レイス(オカマ)って何?男だけど心は女って意味なのか?普通そういうのって称号に出てこないか?バグかな?
お次は…ノーライフキング!って、ぜってぇつえじゃん!しかもこの廃病院のどこかにいるってことか?鑑定結果を鑑定!
―ノーライフキング(男)105歳―
レベル61
☆スキル☆
呪術Ⅲ 指揮 下位霊召喚 物理無効
☆称号☆
怨霊 地縛霊 元医院長 高位霊
☆状態☆
死 冷静
☆備考☆
神楽 晴明レベルの陰陽術師ならギリギリ勝てる。
ゑ?晴明先生ならギリギリ勝てる?それ晴明先生でしか勝てんってことやん!気をつけていこ。
「おい、熊井。急に黙り込んでどうした?」
「晴明先生。今この廃病院を探知したんですが、どっかに先生でギリギリ勝てる高位霊がいるんです。」
「は?高位霊だと?しかも俺がギリギリ勝てる奴?危なくないか?今からでも帰れるぞ?」
晴明は少し表情を曇らせ聞いた。
「いや行きます。晴明先生は行けますか?」
「当たり前だろ。どうせ俺が行かなかったら、お前1人だけで行きそうだしな。」
「分かりました。では行きますか!あっ、道中の下位霊は倒させてください。危なかったら、ヘルプで。」
「分かったよ。はぁー。」
晴明は腕を組み、ため息を吐いた。
こうして、レベ上げが始まった!