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現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第3章 異世界編
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第82話 外に出てみた?

「んー!アレここどこ?あっ熊井くん!」


 冬夜は蒼に近づく。


「おっ!内藤。起きたんだな。どうしてここにいるか知ってるか?もちのろん俺は知ってるぜ!」

「えっと?確か教室にいたらなんか地面が光って気を失ったような?熊井くん、教えて?」


 冬夜は首を傾けて上目遣いで蒼を見た。


 うっ!かわゆす!


「お、おう。これはいわゆる異世界転移だ!」

「異世界転移?」

「そう!普通の異世界転移は現地人に呼ばれるが今回は神が呼んだ感じだ。俺がさっき話したから何をすればいいのか教えてあげよう!」


 蒼は鼻を高くして言った。


「神様ってホント?しかもここが異世界って?すごいね!それで僕達はどうすればいいの?」

「魔王を討伐すれば帰すって言ってたぞ?後は神が言うには「ステータス」って言えば自分の能力とか分かるらしいぞ?やってみれば?」

「分かった!ステータス!」


 冬夜の目線では透明なプレートが現れた。


「わぁ何これ?面白ーい!熊井くんもこんな感じに見えるの?こう透明な奴が!」


 冬夜は空中で手を動かした。


「俺にはなんも見えんのやけど?まぁさっき自分の見たからどんなのが見えるのか分かるぜ!」

「半信半疑だったけどこれでよく分かったよ!」

「なっ!言った通りだろ?まぁ半信半疑なのは仕方ねえから気にすんな。それよりもどうしよ?」


 蒼は首を傾けた。


「外に出て町かなんか探せばいいと思うよ?」

「やっぱそうだよな?行ってみるか!」

「行くとしてもみんなどうしよ?」

「誰かまとめてくれるんじゃね?ほら陵とかさ、リーダーシップありそうじゃん?あいつ。」


 蒼は陵 光輝(みささぎ こうき)を指さした。


「確かに陵くんってまとめるのうまいよね。」

「先に行っていいかな?俺は内藤さえ無事でいてくれれば他はどうでもいいしさ。」

「えっ熊井くん。嬉しいけどクラスメイトだよ?置いてっていいの?」


 冬夜は顔が赤くなった。


「なぁ内藤。早く終わらせて帰りたいだろ?」

「確かに帰りたいけどさ。」

「ならいいじゃん。一緒に魔王とやらを倒して帰ろうぜ!内藤だけは絶対に守るからさ。」

「うー。守られてるだけじゃ嫌だよ。熊井くんの隣にたっていたいよ。僕頑張るから!」


 内藤だけは絶対に守ると心に決めたけどここまで言われたら…まぁ頑張ろう。


「なら行くか!」

「うん!」


 蒼と冬夜は歩き出した。


「ちょっ、ちょっと待ってよ!熊井くんと内藤さん!勝手に行動しないでよ!」


 光輝は蒼と冬夜の肩を掴んだ。


「俺ら2人だけで大丈夫なんでこの手離してくれ。陵、不安なのは分かるが俺らはほっといてくれ。お前ら帰せるように頑張ってみるからさ。」

「マジで待ってくれ。何がなんだかよく分からんから。なんか知ってるなら教えてくれよ。」

「ここ異世界。今回神が俺達呼んだ。帰るには魔王討伐必要。これでいいか?」

「マジで言ってんのか?神とか異世界とかさぁ。ふざけないでくれ!現実を見ろよ?」

「陵、「ステータス」って言ってみな?」

「すてーたす?…わっなんだこれ!」

「それ神から聞いた。ということでバイバイ!」


 蒼は光輝の手を外し冬夜の手を引いて移動した。


「ねぇ、熊井くん?本当にアレで良かったの?」

「別にいいよ。アイツらならなんとか生きていけるって。もう無視して行くぞ?」

「分かったよ。」


 北乃がいなかったし元の世界にいるんだろなぁ。今日学校遅刻するのが正解だったか。それだと内藤が可哀想だし。まぁいいか。


 蒼と冬夜が歩くこと数分。蒼と冬夜は外に出た。


「おおーなんだここは?」


 周りを見る限り木、木、木!なんで木しかねぇんだ!違う所なんて獣道が少しあるだけじゃん!アレを歩いていけばどっかつくかな?

 そういえば俺には創魔IIがあんじゃん!翼生やしてみるかな?


「創魔II!」


 蒼の背中に黒い翼が生えた。


 なんかこの翼ってドス黒いな。まぁ飛んでみるとしようかな?ほいっと!


 蒼は翼を動かし飛んだ。


「内藤、すごない?これ!俺空飛んでるよ!」

「すごい!黒い翼カッコイイね!いいなぁ。」


 めっちゃ楽しいぞ!これ。まぁ遊んでないで町とか探してみるか!


 少し行った所に道があるな。んでそこを進むと町っぽいのがあるな!あそこ行ってみるか。


「内藤ー!少し進んだ所に道があるからそこ行くぞー!乗ってくかぁ?」

「乗ーせて!ムッチャ楽しみー!」


 冬夜は蒼の背中に乗った。


「内藤?背中やと翼を動かしにくいから前に来てくれんか?おんぶじゃなくて抱っこな!」

「あっごめん!今移動するね!」


 冬夜は蒼の前に抱きついた。


 くっそ柔らかいものがあたってるんだが?嬉しすぎて涙出そう。


「内藤?なんかあたってんだけど?」

「わざとじゃなくてあててるんだよ!」

「ありがとうございます!!!」

「どういたしまして!」


 蒼と冬夜は空を飛んだ。

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