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現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第3章 異世界編
80/98

第80話 2人の神と厄介ごとの予感

 グッドモーニング!そしてお馴染みのなんか体が重いぜ!さてさて今回は誰でしょう…か?


 布団をめくるとそこにいたのはムキムキのおっさんがいた。オエェェェェェェェ!誰得!ねぇこれ誰得なのぉぉぉぉぉ!


「おっ!やっと起きたのか!俺は戦神っつうもんだ!よろしくな!」


 戦神バルトラは暑苦しいポーズをきめた。


「なんで戦神なんて俺のベッドの上にいやがるんだよ!キモいわ!汗が臭いからそのポーズで近寄ってくるな!子供がいたらお父さん嫌いって言われるぞ!それが嫌なら汗をふけ!」


 ホントキモい!いくら神でも許さんぞ!


「ひ、ひでぇな。そこまで言うか普通。俺こんなんでも神様なんだけど?

 まぁそれは置いといて。今日はお前に植えといた加護の種が開花してないか見に来ただけだ。見た感じまだのようだけどな!残念だ!」


 戦神バルトラはorzになった後、蒼の肩を叩いた。


「加護は嬉しいけどおっさんはいらねぇよ!朝から俺を殺す気か!せめて女性だろ普通は!」

「なら…これでいいか?」


 戦神バルトラは肌が焼けたグラマーな女性になった。


 ん???あらまちょっと好みかも!いやいやさすがにおっさんは…今女性ならいっか!


「さっきはすんませんでした!せめてベッドに入るならその姿で今度から来てください!お願いします!お姉様!」


 蒼は久方ぶりにジャンピング土下座をした。


「お、おう。変わり身早くないか?俺的にはこんな姿は戦いにくくて苦手なんだが。特に胸が大き過ぎて動きにくい。まぁそこまで言うなら今度からこの姿で来てやるよ!」


 戦神バルトラはちょっと引いた。


「ありがとうございます!」


 蒼は立ち上がって腰を直角に曲げて言った。


「おぉう。まぁそういうことだ。邪魔したな!」


 戦神バルトラは空間に亀裂を作り入った。


「今度また会えるといいなぁー。女性版で。」


 あっ朝飯作らねば!いつもの時間に遅れる!


 〜戦神バルトラ〜

 なんだったんだ。アイツは。最初キレてたくせに女の姿になった途端アレとは…変な奴だな!面白い!今度から注目してみるか!


《戦神バルトラの好感度が上がった。》


 〜登校中〜

 さてさて、今日は北乃が少し遅れて登校するらしいし一緒に登校は無理そうだな。ゆっくり行こ!


 〜数分後〜

 おっ神社発見!ってことはもう少しで学校だな!なんか見たことある尻尾が見える。よし!


「ふきゃ!」


 蒼は運命神ラメルの尻尾を掴んだ。


「何をするんだよ〜。って君か〜。ビックリしたな〜。やめてよね〜。」


 運命神ラメルは蒼を見て思い出した。


「よっ!おひさ〜。可愛い尻尾が見えたからつい触っちまったよ!とても気持ちよかったです。ありがとうございございました!それとごめんな!半分だけ反省してるよ!多分!」


 蒼は手を離して半分謝った。


「もう半分はなにかな〜?しかも多分って〜。」

「もう半分はまたやろうってのと多分はまたやるからかな!ちゃんと少しは反省してるぞ?」

「全然反省してないじゃないか〜。」


 運命神ラメルは頰を膨らませた。


「すまんって。ちょっと聞きたいんだけどさ!神ってこんな簡単に出会えていいのか?この前も戦神や悪戯神にあったし。」

「それは君の補正のせいだよ〜。いったい誰がこんな補正かけたんだろ〜?迷惑な〜。」

「えっマジで!」

「うん。マジマジ〜。その補正は君の運命を複雑化さてるんだ〜。僕では外すの無理かな〜?」

「そんなことになってたんだな!ビックリだぜ!まぁどうでもいいわー。頑張ろー。おー!」


 蒼は手を上げた。


「それよりさ、学校行かなくていいの〜?」

「あっやべ!行かねば!またな!」

「うん。またね〜!」


 蒼は走った。


 〜数分後〜

 ふへぇー。疲れたぜぇー。はよ行かねば遅刻になっちまう!いそげー!


 〜数十秒後〜


「おっはよー!内藤?あれ?誰もいねぇじゃねぇか?早く来すぎたか?それはないな!」


 よく目をこらすと地面が光ってる?ん?何これ?まさかここに来てあの展開が!


 そう異・世・界・転・移!ついに俺の時代が来るぜ!…なんて言うと思ったか!どうせまたアイツ絡みの厄介ごとだろな!


 床に読めない文字が現れ始め輪っかが蒼を動けなくする。


「なっ、なんだこれ!動けねぇぞ!」


 蒼は体をよじる。


「ちょっ、まだ心の準備がっ!!!」


 蒼は転移された。

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