表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第2章 ダンジョン編
78/98

第78話 神会議

 そこは地球の次元と異世界の次元との間にある狭間の世界…神々の住まう世界。


 ある場所で神々が話し合っていた。そこでは長方形の机に5人の神が静かに座っている。


 ある神がそこにやってきた。


「やぁやぁ!みんな元気かい?僕は元気だよ!」


 少年が扉を開け手を振りながら中に入ってきた。


「悪戯神ロキュレ。貴方、また地球の人間で遊びましたね?いくらなんでも「めっ!」ですよ?」


 美女が口元で人差し指をクロスさせた。


「地母神サーラ!そんな言い方ではダメだ!俺がそいつの肉体に教えてやるぜ!なぁ!」


 ムキムキのおっさんが両手をぶつけた。


「戦神バルトラ。お前は肉体言語しか話せないのか?この脳筋め!そこは拷問だろ?」


 おじさんがモノクルを拭きながら言った。


「悪神ダキ。貴方も無闇矢鱈に呪いをばらまいているから人のこと言えないの。」


 黒いゴスロリ少女が指をさして言った。


「成長神アスロナ。指をさしてはいけないよ?悪神ダキと悪戯神ロキュレはあまり人間に干渉し過ぎてはいけないからね?ルールを破りすぎると我々がどうなるかぐらい分かるでしょ?創った私でも破ると力が減るからね。」


 青年がニコニコしながら言った。


「創造神オースメニアまで?みんなひどいよぉ!人間なんてほっとけば増えるよね?なら少し遊んだっていいじゃん!悪神ダキも一緒に見てたから僕だけ悪いわけじゃないもん!」

「何を言う。私は何もしてないから無罪だ。お前が誘ってきたから見ただけだからな。」

「2人ともうるさいの。それより創造神オースメニア。なんで私達を集めたの?」


 成長神アスロナは首を傾けた。


「ちょっと面白い人間を見つけたからその子について少し聞きたくてね?この子に関わりのある君達を集めたんだよ。運命神ラメルは呼んでも来てくれなかったようだけどね!」


 創造神オースメニアはある人間を映し出した。


「あれれ?僕の加護あげた子じゃん!なんで創造神オースメニアが知ってんの?」


 悪戯神ロキュレは創造神オースメニアに近づく。


「なんかこの頃いろいろとおかしくてね。気になって調べたらこの子に辿り着いたってわけさ。」

「そうだったんだぁ?その子さ、僕の作った玩具簡単に倒しちゃったんだ!人間にしては強すぎるから面白いなって思わない?」

「あらー凄いわねその子!私があげた加護の種は開花していないようなのにね。」


 地母神サーラは首を傾けた。


「私の加護の種は開花してるの。だけどそれだけじゃ無理なの!なんでなの?」


 成長神アスロナは机を軽く叩いた。


「へぇー今度呪いかけて不幸でも訪れさせてみようかな?どんな風に解決するか見てみたいな。」


 悪神ダキはモノクルをはめた。


「そいつ俺が目つけてた奴だ!前に加護の種を植えといたしもう少しで開花するんじゃね?」


 戦神バルトラは目を閉じて考えた。


「まっそういうことであんまり可哀想なことしないであげてね?特に悪戯神ロキュレと悪神ダキ。君達が1番何かしそうなんだよ。やめてね?

 まぁそれよりも地球にダンジョンを創ってみたけど人間が弱すぎて全然攻略されてない件について。どうしようもないし力を授けてみようかな?」


 創造神オースメニアはダンジョンを映し出した。


「いいと思うよ!」

「いいんじゃね?」

「いいと思うの。」

「いいな!」

「いいですね。」


 5人とも賛成して手を上げた。


「なら決定で!個人個人で異なった能力を授けてみようか。ダンジョンの階層も50から100に増やそう。ノーマルガチャは能力授けるなら消していいよね?じゃ今日は解散しよっか!」


 神々は解散した。


《人類に能力が付与されました。》

《ダンジョンが3つに統合されました。》

《ダンジョン攻略者は願いが1つ叶います。》

《ノーマルガチャが削除されました。》

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ