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現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第2章 ダンジョン編
73/98

第73話 確認

 蒼がスイーツを冬夜と食べた日の夜、蒼は自分の部屋のベッドの上で考えていた。


「そういえば。悪戯神の加護ってどんな効果持ってんだろ?見てみるか。」


―悪戯神の加護(小)―

悪戯神から注目されている者に与えられる称号。

精神操作のスキルを悪戯神から付与される。


「へぇ〜。結構便利なスキル貰えるんだな。感謝なんてしないけどな!戦っている時に認識ズラせそうだ!まぁ効果見てみんとあれやけどな!」


―精神操作―

相手の精神を操作できるスキル。


「そのまんまやな〜。まっ使えるならいいや!お次は進化刀IIと進化鎧Ⅱが進化したはずやから鑑定Ⅳしてみるか。鑑定Ⅳ!」


―進化刀Ⅲ―

持ち主のレベルが500を超えると進化する刀。

装備効果:Pow+5000 HP+5000

―進化鎧Ⅲ―

持ち主のレベルが500を超えると進化する鎧。

装備効果:Vit+5000 HP+5000


「うっわー。強なりすぎやないかい!後、数回進化しそうなのに今の時点で武器防具として最高峰じゃね?ガチャ産の武器防具ツエェェェ!」


 蒼は進化刀Ⅲと進化鎧Ⅲの最終進化を思い浮かべてほくそ笑む。


「俺ってこの頃あんま人に鑑定Ⅳしなくなったなー。まぁあんま人のステータスとかって見た所で謎が深まるだけだしな!

  紅さんとか。紅さんとか!まじなんなん?パラメータ強すぎて泣けてくる。古龍には及ばなくても人の中では最高峰。現時点でパラメータ勝っていてもスキル使われたらすぐ負けるし。チートオブチートだな。俺も人の事言ってられんけどな!」


 今アイツ何してんだろ?見に行ってみるか?


「エル入るぞー。」


 ガチャッ。


「なんじゃ?夜這いかえ?我に勝てるならやってみるがいいのじゃ!」


 エルはふざけた表情で言った。


「ブッ!またか!そもそも俺がお前に勝てるはずないだろ!ただ単に暇になったからエルが何してるか見にきただけだ。それ以上でもそれ以下でもない!」


 蒼はむせこみながらも言った。


「冗談じゃ。冗〜談。そもそもこんな遅くにきたら夜這いに思われても仕方ないのじゃ。」

「そりゃあ俺も悪かったけどさ。少し話しよぜ!まずは普段エルって何してんの?」


 蒼はバツの悪そうに頭をかきながら言った。


「そうじゃのぅ。お主に貸してもらったゲームとかいうのをやってるのじゃ!なかなかに面白いのじゃー!今度一緒にやらないかえ?」


 エルはゲーム機を棚から取り出して蒼に見せながら言った。


「おう。やろうぜ!そういえばこの部屋、お前にとって狭くかんじないか?やっぱり広い空間の方が人化しなくてもいいから伸び伸びできるだろ?」

「別にいいのじゃ。ここは我の興味を刺激する物ばかりで毎日が楽しくてしょうがないしのぅ。もっともお主がもっと一緒にいてくれたらいいのじゃが…。」


 エルは最後の言葉は蒼に気づかれない声で言った。


「エルは元の場所に帰りたいか?」

「なんじゃ急に。ま、我は別にいいかのぅ。あっちよりこっちの方が楽しいのじゃ。」

「そうか。なら今後もよろしくな!」

「よろしくなのじゃ!」


 蒼はその後自分の部屋に戻って寝た。

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