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現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第2章 ダンジョン編
51/98

第51話 手遅れ

 蒼達はNYダンジョンを攻略した後にエルに乗ってフランスのパリに向かった。


 〜数時間後〜

 フランスのパリはオークまみれで老若男女問わず犯されていた。


「これはひどいな。」


 蒼は少し吐きそうになった。


「精神が壊れている者しかいないのじゃ!」


 エルは一度周りを見渡して言った。


「これでは死んでいるようなものですね〜。」


 ミナはオークに犯されている人を見て言った。


「オークを全滅させに行くぞ!」


 蒼は進化刀IIをアイテムボックスから取り出してから言った。


「分かったのじゃ!」

「行きますね〜。」


 蒼達はオークを狩りに行った。


 〜数時間後〜

 俺、エル、ミナの3人でオークを全滅させた。


 オークに犯された人達は殆どが死んでいた。それでも生きていた人達は一ヶ所に集めていたがオークを全滅させた後、戻ってきた時には既に自殺していた。


「…。」


 蒼は自殺した人達を見て言葉を詰まらせた。


「これはさすがに仕方がないのじゃ。我の世界でもオークに犯された後に助かっても自殺していた者は多いのじゃ。お主がそこまで責任を持たなくてもよい。

 パンドラボックスのことがなくてもその内ダンジョンは現れていたのじゃ。お主と我が出会ったダンジョンがいい証拠じゃ。

 あのダンジョンがあった時点で後々ダンジョンは現れていたのじゃ。ダンジョンは1つあるだけでも増えていくからのぅ。」


 エルは蒼を慰めようとした。


「そうですね〜。エルの言う通りだと思いますよ〜。あなたが何もしてなくても勝手にダンジョンは現れていたでしょうから〜。」


 ミナは少し考えてから言った。


「…ここのダンジョンを潰して早く終わらせよう。」


 蒼はいつものふざけた調子ではなく、真剣な表情で言った。


「我が戦ってもいいかえ?時間短縮になるのじゃ。」


 ミナは蒼の雰囲気が変わったのを感じた。


「お願いしていいか?」

「よいのじゃ!」

「なら、頼む。途中の敵は無視で、階層のボスとダンジョンボスを頼んだ。」


 蒼はパリダンジョンを向きながら言った。


「分かったのじゃ!」


 こうしてパリダンジョンの攻略が始まった。

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