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現実でレベ上げしてみたら、、、。  作者: 健ちゃん
第2章 ダンジョン編
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第50話 NYダンジョンボス

 鬼王ゾンビが現れた!今の状態だと勝てる可能性が低い!この場合どうする?俺の場合は…


「エル、ミナ。こいつと戦うのは俺だ!だから手出しするなよ!少しでもレベ上げしたいからな!」


 蒼はエルとミナにきつめに言った。


「分かったのじゃ!」

「いいですよ〜。頑張ってね〜。」

「おう。」


 今のままだと勝てねぇから玉シリーズを使うぜ。


 蒼は強化玉を飲み込んで硬身強化Ⅳも使用し、アイテムボックスから進化刀Ⅱと進化鎧Ⅱを取り出して装備する。


「行くぞ!」


 蒼は足を進めようとした。


「グォォォォ!」


 鬼王ゾンビは咆哮をあげた。


 やべ、身体から力が抜けていく。これは…鬼王の威圧Ⅴの効果か!


 これじゃあ、ほとんどのパラメータが負けている。いつもみたいにパラメータ頼りの戦闘ができないぜ!こうなったら、技術で勝つしかない!


 蒼は解放された第六感によって鬼王ゾンビの動きを予測する。


 鬼王ゾンビが腕を上から下に振りかぶった。


 進化刀Ⅱで鬼王ゾンビの腕をそらし、できた隙に斬りこむ。


 鬼王ゾンビは後ろに跳んで避けた。


 蒼はからぶった進化刀Ⅱを元の位置に戻し、次の攻撃に備える。


 鬼王ゾンビが腕を上から下に振りかぶる。


 ゾンビになっているからか同じ攻撃しかしてこないな。これなら!


 蒼は進化刀Ⅱでそらし、足を斬りつける。


 鬼王ゾンビは動きが少し遅くなった。


 蒼は今の内に身体を斬りまくると少しずつ鬼王ゾンビの力や動きが弱まってきた。それを繰りかえす内にだんだんと動かなくなってきた。


 蒼は背後に移動し、首に本気で斬りつけるが進化刀Ⅱが首の途中で止まってしまった。


 鬼王ゾンビが最後の力で殴りかかってきた。


 蒼は急いで進化刀Ⅱを放置して避ける。


 蒼は鬼王ゾンビの背後に移動し、進化刀Ⅱの持ち手を本気で殴り鬼王ゾンビの首を切断する。


《レベルが336から362に上がった。》

「おっしゃー!!!」


 蒼は片手を上げて喜んだ。


「よくやったのじゃ!」


 エルは蒼を褒める。


「頑張ったね〜!」


 ミナは蒼の頭を撫でる。


 これはとてつもないご褒美だな!レベルが上がったことより嬉しい!


《NYダンジョンが攻略されました。ダンジョン最下層に転移魔法陣が設置されます。数分後にダンジョンが崩壊します。》


 忘れずに強奪Ⅴで鬼王ゾンビから鬼力Ⅴを強奪しねぇと。


「強奪Ⅴ!」

《対象のスキルを選択してください。》

「鬼力Ⅴ!」

《鬼力Ⅴのスキルを強奪しました。》


 さてと、最後のダンジョンを攻略しに行きますか!次はフランスのパリだ!


 蒼達は転移魔法陣にのった。

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